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2022.05.02 Monday

メゾンドオブジェ展、高島屋にて!

 

 

高島屋で、’メゾンドオブジェ’ 展が開催されていて、東京展は

 

見ることが出来無かったので、京都展に伺いました。

 

小物の商品展示が開催されるかと思ったのですが、高島屋と

 

デザインの関係性を重視していて、とても興味深い内容でした。

 

 

 

 

ルコルビジェの片腕として、主に家具デザインを担当した

 

シャーロットペリアン女史に光を当て、当時日本の家具、工芸デザインに

 

大きな影響を与えたシャーロットペリアン、彼女の日本来日を

 

招聘したことに関わったのが高島屋だったとは、、、、、、

 

柳宗理さんはじめ多くの日本の工業デザイナーに大きな影響を

 

与え、第二次世界大戦の勃発で、長期の滞在を余儀なくされた事、

 

ポンピドーセンターのデザインキュリエイターのマリーローさんから

 

幾度も話を聞かされました。そして、イタリアの家具メーカー’カッシーナ’

 

現在でも主力商品に、シャーロットペリアンの家具を販売している現状。

 

今でも彼女の影響は、デザイン界に大きな存在感を持っています。

 

 

 

 

 

1940年2月、画家の棟方志功のよって書かれた絵が添えられた

 

8メーターに及ぶ巻紙の手紙、これはコルビジェの事務所に留学していた

 

建築家坂倉準三氏からペリアン女史に贈られた日本への招聘の手紙

 

輸出工芸指導顧問として彼女が来日するきっかけだったそうです。

 

この日の出る国への冒険から、日本のデザインの西洋化に辛辣だった

 

彼女が本当の日本の文化に接して、愛と情熱の物語が展開していく

 

松屋が主体で生まれた、’デザインコミッティー’の誕生でも、

 

ペリアン女史が果たした大きな貢献は、岡本太郎、渡辺力、深澤直人氏等

 

多くの日本の先駆者達の言葉で語られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然回帰、サステナブル、コロナ後のニューノーマルライフに向けて

 

自然素材の多用が目立つ展覧会ですが、中々全てをみることが出来ないので、

 

日本でゆっくり文化的な側面から見ることができるのは、大変

 

興味深く、行く価値があったと思いました。商業的な部分でしか把握

 

していなかった百貨店が、日本の工業デザインの向上に多く寄与していた

 

事実を、再認識する展覧会でした。