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2025.02.10 Monday

美術館のレストランーパリバージョン

 

 

今年2月から数年間、室内のアスベスト排除工事に入り閉鎖する

 

パリ、ポンピドーセンター、デザインのキュリエイターをしていた

 

イバン マッテオ氏がエットレ ソットサスの本を出すので、

 

インタビューを受けました。会場に指定したのが、ポンピドーセンター

 

最上階のレストラン。

 

 

 

 

家具、小物のデザインで有名なソットサスも、建築は世界でも多く

 

ないので、私も数少ないクライアントの一人です。ポピドー

 

センターの最上階のカフェは、イギリスのデザイナー

 

ロン アラッドの設計で、オペレーションは、パリのサクセスストーリー

 

コステ氏が率いるグループです。

 

 

 

 

 

昼のランチが終わると、クローズするレストランが多い中、

 

このカフェは、ディナーまで引き続きオープンしていて

 

何時に行っても食事をすることが出来ます。近くに高い建物が無いので

 

マレイ地区の歴史的な建造物を眺めることが出来ます。

 

 

 

 

 

長くポンピドーセンターのデザイン部でキュリエイターをして

 

いたイバン氏、ポンピドーセンターでのソットサス展も二度

 

彼が関わったそうです。2時間くらいのインタービューだったので

 

ゆっくりカフェを観察出来ました。自邸のエピソードで、

 

工務店が慣れたところではなかったので、天井から雨漏りがした!

 

エットレに話したら、’水琴窟’って知っている?と、、、、

 

少ない水が漏れるのを音楽として聴かせる装置をプレゼントするよ!

 

と、雨漏りも音楽に変装させようとするエットレ!話は尽きません。

 

 

 

何度かこのブログに登場する、’ブルス ド コメルス’ですが、

 

どんなレストランが入るのか?とても興味津々

 

フランスの中央田園地区でミシュラン3星を獲得し一世を風靡した

 

ミシェル プラス、セバスティアン父子に白羽の矢が当たりました。

 

 

https://crea.bunshun.jp/articles/-/46340

 

 

 

 

ラ アール ド グラン=穀物市場と言う名の通り、

 

土地の記憶を現代に引き継ぐレストラン。

 

全ての料理は、穀物、豆、種子類を駆使する

 

フランスの田舎を彷彿とさせる料理です。

 

 

 

 

 

 

 

繊細で、どこか土の香りがしそうな素朴さが残されていて

 

フランスの奥深さを感じるレストランです。

 

 

 

 

 

もしこの美術館を訪問する日程を選択できるなら、是非

 

晴天の日に! 大きなドームから太陽が燦々と降り注ぐ日に

 

お尋ね下さい、大きな力が漲るエネルギーを感じます。。。。。