SELECTOR BLOGセレクター ブログ

2025.04.27 Sunday

平和を謳うブレラ美術館ーミラノデザインウィーク

 

 

ブレラ美術館の庭園で、今年はフィリップ スタルクの

 

’PACEー平和’をテーマにした展示。

 

デザインウィークの前日に友人がオープニングに招待してくれたので

 

行けたのですが、ミラノデザインウィーク中は朝から長蛇の列。

 

 

 

 

 

黒い木で出来た通路を通ると、銃声の音と、人の叫び声、

 

映像でも、戦争の最中に居る雰囲気を映し出し、実際戦場にいる様

 

テレビや新聞で見聞きしているのは違うリアル感です。

 

 

 

 

ダイエットで凄く痩せたフィリップ スタルク氏

 

ここ2、3年ミラノデザインウィークではあまり名前を聞きませんでしたが

 

今年はインテル二誌のジルダ ボヤルディー女史の強い勧めで

 

この大きなブレラ美術館の庭園のイベントをデザインしています。

 

 

 

 

 

まず、戦争のリアル体験トンネルを経て、庭園に出たら、

 

一人一人の平和についてのメッセージを書くことを勧められます。

 

フィリップ スタルク氏の平和への真摯なメッセージだと感じます。

 

 

 

 

 

このブレラ美術館の周りがミラノで一番高価な住宅地です。

 

近くには、グランド ホテル、ブルガリ ホテル、

 

マンダリン ホテルが連なり、ブレラの庭園を見下ろせる

 

コンドミニアムは素晴らしい借景を楽しむことができ、

 

この庭園は平日朝9時から、夕方17時まで誰でも入れます。

 

ブレラ美術館の学生はもとより、近くに住むミラネーゼが

 

買い物帰りに、立ち寄り、丁寧に手入れされた庭園を散歩。

 

もう一つ、ミラノの楽しみは、上に書いたホテルやバールでの

 

夕方のアプレティーボです。どのバールもおつまみに工夫があり

 

ワンドリンクで、沢山のおつまみを楽しめます。

 

 

 

 

 

友人との夕食も楽しいですが、ミラノでは行きつけの

 

バールで、1、2時間、食前酒を飲んで、会話を楽しみます。

 

夕食だと長時間になりますが、食前酒だと短時間で、

 

家に帰ってパスタだけとか、、、、、このアプレティーボは

 

北イタリアで始まったそうですが、今では全イタリアで流行

 

地域によって、工夫されたアプティーボが待っています。

 

 

 

 

 

数年前に、この庭園で展示会を企画した日本のデザイナー

 

ネンドの佐藤おおき氏の椅子が、さりげなく置かれています。。。。。

 

ポエティックで、癒されます。

 

 

ミラノデザインウィークでなくても、ミラノにいらしたら、

 

必ず、お勧めのポイントです!ブレラ美術大学の教室も

 

覗くことができ、図書館もサインすれば誰でも利用出来ます。

 

あまり誰にでも教えたく無いとっておきの場所です。