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2025.10.15 Wednesday

四国丸亀の猪熊弦一郎現代美術館

 

 

建築家谷口吉生氏設計の、丸亀、猪熊弦一郎美術館。

 

https://www.mimoca.jp

 

建設されてすぐ、訪問しました、外壁の石はアフリカまで

 

猪熊弦一郎氏が足を運ばれて、コンクリートに一番近い石を探され

 

詳細も猪熊弦一郎氏が、谷口吉生氏に注文をつけられたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

四国の瀬戸大橋の麓、静かな丸亀駅前に、堂々たる佇まいです

 

猪熊弦一郎氏の故郷で、亡くなられた時にほとんどの作品を

 

寄贈されたそうです。常設のフロアーがあり、半年ごとに

 

展示作品が変わるので、寄贈された作品の数に驚きです。

 

この大きな白大理石の壁に猪熊弦一郎さんの絵が、黒い石粉を

 

精密に象嵌することで、壁画が作られています。

 

 

 

 

 

 

凛とした入り口。 美術館エントランスから入り、天井を低く抑えた

 

エリアを抜けると、垂直に伸びる吹き抜けが展開され、視線を上部へ誘う。

 

高さが変わる劇的なシークエンスによって、外部から予想出来なかった

 

空間の立体的な構成が一気にわかります。(MIMOCAno資料より)

 

自然光も沢山入り、作品の暖かなまなざしと共に、とても

 

癒されます。。。。。(私にとって、日本の中で一番好きな美術館です)

 

 

 

 

 

常設の猪熊弦一郎氏の作品のコーナー

 

きっと、作品を展示する什器も、きめ細かく猪熊弦一郎氏が

 

指示された事でしょう。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

猪熊弦一郎美術館がオープン当初に、美術手帖に詳しく描かれた

 

長年集められた小さなオブジェ達や、針金細工の

 

動物達。思わず笑顔になります。

 

 

 

 

 

美術館側からの眺めです。猪熊弦一郎氏の彫刻を通して

 

丸亀JR駅が見えます。大きな地下駐車場、駐輪場があり、

 

街の中心部がとても整備されています。

 

 

 

 

入り口の吹き抜け、このコーナーの前に、猪熊弦一郎氏の

 

歴史と、生い立ちが白黒の写真と共に展示されています。

 

その前に、猪熊弦一郎氏のプリントや、原寸サイズのリト

 

ハガキ、タペストリーが販売されています。

 

 

 

 

この美術館のキュリエイターの努力でしょう、

 

他の美術館よりも、ミュージアム ショップが充実しています。

 

猪熊弦一郎氏の作品が色々な工夫をして販売されていてとても

 

楽しいです!

 

 

 

 

 

 

彫刻家の脇田愛二郎氏が私の自宅に初めていらした時、

 

叔父の猪熊は、作品をほぼ売らなかったのに、どうしてここに

 

こんな沢山あるのですか? 聞かれて、黙って居ました。。。。。

 

 

本当は、丸亀の猪熊弦一郎美術館で購入したリトグラフです。

 

 

初めて伺った時、とても感激し、スカーフやハンカチ、タピストリー

 

沢山購入してしまいました。。。。。ミュージアムを訪問するもう一つの

 

楽しみは、ミュージアムショップです。それと最近とても充実している

 

カフェ!ここのカフェも大きなテラスがあり美しいです。

 

近くにいらしていらしてみてくださいませ。