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2014.06.18 Wednesday

オランダ人の知恵


 
 
 
 
 
TJMデザインー田島宗八専務のオランダは世界でも有数の治水工事に詳しい友人
 
 
都市計画の専門家―ハンス氏からゆっくり歴史と水との戦いを伺いました。
 
 
 
 
今は南米コロンビアの台風の多い地域での治水に関わる都市計画に携わられている様子
 
 
お話の中で気になったのが、昔は堰の調整は閂を手作業だったが、最近はコンピューター
 
 
制御なので、何よりも恐ろしいのがハッカー達の付け入る隙間だそうです。
 
 
アムステルダムは其の堰を10分タイミング悪く開けただけで、2/3の街が
 
 
水浸しに成るそうです。。。。。。。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
神は全ての国をお造り賜うたが、オランダだけは人間が作った!
 
 
 
という諺が有る位、本当に知恵の力に支えられていると感じる事が多いのがオランダ
 
 
 
初夏のミラノからオランダに着くと,流石北国の風が吹き荒れています。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
ロッテルダムでは、もとオランダ領のニューヨークと言うホテルに泊まって、
 
 
そこからはボートタクシーで対岸まで、そこで友人ジャクリーン女史とハンス氏に面会。
 
 
 
 
中々捨てた物ではないオランダ料理を頂いて、ワインで暖まった後は
 
 
美術館の有る大きな公園を横切って、彼らの家で食後酒とコーヒー
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
夏至の時は夕焼けが夜の11時ころ、夕食を終えて帰宅する間に緩やかに陽が沈みます。
 
 
 
初めてオランダを訪れた頃、オランダの魅力を聴かれたら‘大きな空’と答えていました
 
 
真っ平らな大地があくまでも広がって、長閑な遊牧の自然を背景にことごく色を変える空
 
 
どんなに寒い北風が吹いてもこの大きく広がる空を見上げているととても激励されます。
 
 
'君もオランダ人のように勤勉に働くように!’と。。。。。。。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
今年から政府が替わり、福祉、文化に掛ける国家予算が削られて来た!とはいえ
 
 
 
各都市に展開される現代美術館、建築へのどん欲な姿勢にはいつも逞しさを感じます。
 
 
 
今から数百年前に富を蓄えた東インド会社の名残りでしょうか?