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2013.04.25 Thursday

2013サローネ情報II


 
 
 
 
 
フォーリサローネのイベントの中でも最近注目されているのが’エルメスの家具’
 
 
 
去年は日本の建築家ー坂茂さんが会場構成のデザイナーに選ばれて
 
 
組木のディスプレーで大変な話題を呼びました。
 
 
 
今年もエルメスのオープニングの招待状を頂いていたので駆けつけました、
 
 
古くからの大きな建物の中に今回はエルメスのデザイナーに寄る会場構成でした。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
家具のデザインは最初から関わっているアントニオ●チッテリオ氏とエンゾー マリ氏
 
 
 
革張りのデスクはとても優しいタッチで高級感を漂わせています。
 
 
 
 
パリのメゾンドオブジェの展覧会では無く、イタリアミラノでのサローネに
 
 
展示会の中心を持って行った事は、やはりデザインの祭典としてミラノが健在である
 
 
ことになるのでしょうか? 兎に角フォーリサローネの中でも特別な存在の’エルメス’
 
 
 
 
 

 
 
 
 
友人と待ち合わせをしていて,少し外に出てみると、狭い路地をロールスローイスで
 
 
現れたお客様! エルメスの家具にはぴったりの演出です。
 
 
 
 
ユーロ不況で、色々な問題が話題に出る中、金銭に糸目を付けない顧客を持つエルメス
 
 
ならではの演出で難しい問題を忘れられる一瞬です。
 
 
 
乗馬の馬具を家業として来たエルメスならではの繊細な縫製技術、
 
 
デザインもさることながら、入念に仕上げられた革の縫製のデテールには
 
 
つい、うっとりするものがあります。。。。。。。。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
リモージュで焼かれている陶器類ー色がとても鮮明で美しいです。
 
 
 
日本には素晴らしい陶器や磁器があり、美味しいお料理には器が大切ですが、
 
 
やはり西洋でもお料理を演出する器に大変なエネルギーが注がれています。
 
 
 
後ほど触れますが、北欧のマイセンも素晴らしい展示をしています。
 
 
 
陶器と料理は離れられないものだと感じます。。。。。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
蜂の巣のように設営された家具の展示方法、色々な角度から見る事が出来て、
 
 
とても新しい展示方法だと思います、この会場が上から円形に回り込んで見学できるので
 
 
其の利点を十分に生かした演出です。
 
 
 
 
家具から始まり,今回は玄関用のコート掛け、寝室の引き出しできるワードローブ
 
 
ソファーの横に置くマガジンラックや小さなワゴン等々、インテリア小物も盛り沢山
 
 
益々,充実するエルメスのインテリ部門に興味津々です。。。。。