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2013.09.15 Sunday

ウーディネ地方の扉工場


 
 
 
 
最大規模のパーティクルボード、BDF、ファントー二社をあとにしますが
 
 
振り返ると歓迎の意味で日本の国旗が掲げられていました。
 
 
 
一同、強行軍の疲れが一掃して元気がでました!
 
 
 
ウーディネ地方はヨーロッパのキッチン、家具扉メーカーが集中しています。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
私はプロジェクトーすなわちマンションの収納家具をジェネコンに収めていた時に
 
同じ枚数の扉が重なり、日本で製作するより遥かに安かったのでこの地方から輸入
 
していました、何千社もあり、材質、仕上げ、形状は会社に寄って得意が異なります。
 
 
 
 
まずは高級塗装工場から見学です、創設者の息子が会社の概況の説明から始まります、
 
お爺さんが立ち上げた扉製作工場、父の代に大きな扉製造工場の資本を40%
 
入れている為に、この数年10%~20%の売り上げの増加
 
斜陽するこのエリアでは勝ち組のようです。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
オートメーション化された工場、粉塵は大きな天井からぶら下げられたパイプに
 
 
それでも、扉工場は細かな木の粉と塗装の薬品の臭いが漂っています。
 
 
 
 
オーストリアの国境に近く、色々な戦争の後、イタリア国に属しますが
 
 
働く人々の顔は,とてもまじめでまるでドイツ語圏にいるような気がします。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
鏡面仕上げ有り、つや消し、錆色も新色で仲間入りです、、、、、、
 
 
ヨーロッパで大人気の框はあらゆる角度を持たせて品揃えされています。
 
 
 
退色、キズ等々,使うことに寄って起こる障害を防ぐ努力が施されています。
 
 
日に3~4社色々な扉工場の見学が始まりました。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
扉木口45度カットを専門する工場です。
 
 
 
 
大手の家具工場の小会社だそうですが、45度収めの扉を特徴とするだけあって
 
角のアールにも鋭い注意が施されています。
 
 
 
工場見学の道中も弊社デザイナーの強い要求と製造側の耐久性への懸念等がぶつかります
 
でもそれはとても大切なぶつかり合いだと思います、其の議論を経て、素晴らしい商品が
 
生み出て来ます,世界で一番発展したキッチン扉の製造エリアの見学は両者をだいぶ刺激
 
した様子です。。。。。。。未だ未だ旅は続きます。。。。。。