2014.09.09 Tuesday
ポピドーセンター隈研吾氏の作品展示
パリメゾンドオブジェの展示会に来ていて、いつも道草をするのがポンピドーセンター
美術館に行くという感じより今のパリを感じたい時に脚がポンピドーに向います、
夜遅くまで開かれているのも魅力の一つ、十分仕事を終えて訪ねられます。
前回も情報無く立ち寄っていたら世界の美術館設計の5人に隈研吾氏が選ばれて
フランス、ブサンソンの美術館の模型とマルセイユの図面が展示されていました。
今回も建築、デザインの選び抜かれた作家の作品やディテールが展示されていて
日本からは倉又史朗氏の椅子と本、それに隈研吾氏は大きなブースでのドローイング
模型、組木の実物大のサンプルが展示されていました。特にこの組木は親友の
GCプロソリサーチセンターの建築ディテールに採用された物で,10年近く前
神宮前のデザインウィークに隈研吾氏が展示していてそれを施主の中尾社長ご夫妻と
見に行ったのを思い出します。 その後、まずはミラノサローネのスフォルツフォ城での
簡易展示に試作されて検証したものを、GCプロソリサーチセンターとして
建築に具現化されました。
釘を一本も使わず、神社の建築として何百年続いている建築会社が施工
義歯をより精度良く製作する為の研究所と聴いていますが
本当に神が宿るがごとく神秘的な建物です。
中国の代表作のようにマスコミを賑わせたバンブーハウス
北京での都市を造る位に大規模なオフィースビル住居ビルの集合体の設計
ワールドトレードセンターの最上階には、中国政府のオフィースが出来るそうですが
中国人建築家では無い僕にどうして依頼が来たのか?とご本人も話されていましたが
世界中のプロジェクトが紹介されています。
そうして、TJMデザインもキッチンハウスのキッチンを製造している藤岡工場で
隈研吾氏のプロトタイプを保存して見学出来るスペースが計画中です。
TJMデザイン代表取締役田島庸助社長は大学の後輩である隈研吾氏と意気投合!
来年のサローネにも隈研吾氏のキッチンから始まるインテリアの展示を企画中
益々大きな夢が広がり具現化しようとしています。。。。。。。。。
乞うご期待下さいませ!