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2014.05.30 Friday

小浜の横顔


 
 
 
 
 
長崎県雲仙の漁港である小浜には色々な魅力が有ります、
 
 
ここは小一時間程車で走った山間ー’わらのや’というピザ屋さん
 
 
オーナーの拘りで小麦粉から栽培して製粉して,イタリアから取り寄せた釜で焼いています
 
 
チーズの上に掛けられたハーブも全て栽培していて、パスタもアルデンテ!
 
 
 
 
良く立ち寄る,陶芸家の中里隆さんと、デザインのコレクターの永井敬二さんの
 
 
指導で、とても拘りのピザとパスタを出すトラットリア
 
 
南イタリアの人達が来たら、’ブラボー’の歓声でしょう。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
前々回でご紹介した城谷耕生さんがミラノから帰って来て
 
 
お父様の木工工場の下の土地にスタジオが出来た経緯をご紹介しましたが
 
 
埋め立てた土地がお役所の人が登記してくれる微笑ましい話。
 
 
 
この土地にいると不思議な気がしません、空気がきれいで
 
 
海、山が有り、温泉がわんさと湧き出ていて、雲仙温泉用の漁港なので
 
 
フレッシュなお刺身が一杯X安価! 山間のわき水は持って帰る人達で一杯
 
 
 
長閑でゆったり時間が流れます。。。。。。。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
城谷耕生さんのギャラリーの上の民家に長崎から引っ越して来て
 
 
週末、趣味の草木染めをする工房の天井!
 
 
 
週末毎に友人が集まって、荒廃した民家を手直ししたそうです。
 
 
 
100年以上経つ木造日本家屋は、なんだかとても落ち着きます、
 
 
小さい頃育った大阪の家を思い出し、父,母、大勢の姉達との日常が目に浮かびます。
 
 
懐かしさと少し胸が痛いようなノスタルジー。。。。。。。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
韓国人の女性陶芸家をお嫁さんにした城谷さんのコレクションには
 
 
韓国の素晴らしい民芸が集められています、これは夏のダッコ枕
 
 
籐で出来ていて、高温多湿なアジアでの優れものかも知れません。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
エンゾーマリー氏のコレクションは今、韓国の現代美術館に移動中
 
 
アキーレ カステリオーニ氏と並んで、現代ミラノデザインの先駆者
 
 
永井敬二さんのコレクションの発表に来日した、エンゾー マリ氏は
 
 
大昔の自分の作品の幾つかを’こんな物デザインしたっけ?’ 
 
 
永井敬二さんが詳しく製造した会社と年月を話されたら、
 
 
君の方が僕の作品に詳しいね!と喜ばれたそうです。
 
 
 
 
 
自然がそのまま残っていて、人々がゆったり生きていて
 
 
自分が本当にしたい事を考えられる空間!
 
 
本当の豊さを知らされる小浜です。