2014.06.05 Thursday
ゆったり出来るサラ邸
ミラノ郊外のガララーテという所に,友人サラの御宅が有ります、
何度かこのブログでもご紹介しましたが、ご主人が突然亡くなられて
3年が経ちます、今日のテーブルクロスは ’蝶々’ー白のリネンに薄いグレーの
バタフライが書かれています、お花はご主人が亡くなって以来いつも白
4日前、ご主人のお墓に庭で咲いたシンクの薔薇を一輪持って行ったら、
バタフライが飛んで来て、、、、、それ以来彼女に取ってバタフライは
シルバーノさんになったそうです。。。。。。
行き届いたお庭に面してダイニングテーブルードリアデ社のエンゾーマリ氏のデザイン
(偶然このテーブルはキッチンハウスの各ショールームにも設置してあります。モダン
デザインの走りで、キッチンハウスもそのころ仕入れたものだと思います)
古い建物を購入して改造されましたが、使われている色がとても新鮮です、
中庭側の扉と枠は薄いブルーが随所に使われています。其の色合いがとても
現代的な息吹を感じさせています。
今日のディナーのお野菜は全て彼女の手作りです、まずはズッキー二の花のフライ
とても繊細な花の中にリコッタチーズを詰めて焼いたもの、パプリカの中に
ひき肉を詰めた物も添えてあります。お料理に欠かせないハーブは全て
このサラ野菜園で栽培されています。
静かに時間が流れて,何と言う落ち着きを感じるのでしょう。。。。。。
亡くなられたご主人が天国からずーっと見守っていて下さっているようです、
シルバーノさんの姿は肉眼で見えませんが、魂がここにはおられるようです。
色々な所に一緒に旅をしましたが、いつも自慢して持っておられたご自宅の写真
ジャスミンの畑の中にいて幸せそうなサラ!
一緒に空気を吸っているだけでほっと出来る友達!
日本の小浜でも本当の豊かさを考えさせられましたが
北イタリアのロンバルディア州でもそのことが頭に浮かびます。。。。。。