2024.01.30 Tuesday
マーク ラスコーの展示ールイビトン財団
パリのファッションブランドの美術館は内容も大変充実していて
今回のルイ ビトン財団の美術館は、ロシア生まれのアメリカ国籍、
マーク ロスコー氏の全容が見渡せる展示でした。
ジョコメッティーとの展示が最後にありましたが、表現される色彩
の変化が多様で、いろいろな時期に、目まぐるしい違いがあり
大変興味深い展示です。息子さんが、詳しく作家の心の流れを
URコードをアイホーンに翳したら、流れてくるシステムで、
英語とフランス語で聞くことが出来ます。
https://bijutsutecho.com/artists/251
ニューヨークのフォーシーズンホテルーフイリップ ジョンソン
設計で1950年代、マーク ロスコー氏に壁画を依頼、
途中で、マーク ロスコーが一方的に契約を破談にし、契約金を返却し
自身のコレクションにしたとの事! かなりユニークなので、下記を
参照して下さい。
http://zeitgeist.jp/zeitgeist/フォーシーズンズ-シーグラムビル/
一部の作品をロンドンのテイトギャラリーで拝見しました。
マーク ロスコー自身のアトリエーニューヨーク69通り、
超大作が多いので、かなりのスペースだっと思います。
ルイ ビトン財団美術館の設計者、フランク ゲイリー
屋上に上がっていく階段に、本人のスケッチが飾ってあります。
建築家が美術館を設計して、その土地を豊かにする美術館効果を
生み出した、生みの親とも言える フランク ゲイリー氏
自身のスケッチを元に、実際の建築に落とし込む時に、コンピューター
を使い、そのソフトを自分自身で開発されているエピソードを
以前、パリのポンピドーセンターで拝見したことがあります。
複雑な入り込んだ線と異素材をふんだんに使った建築物に
そのソフトも、自身で開発されたストーリーは大変印象的です。
マーク ロスコーの今回の展示は本当に感動しました。
経済的に豊かになった企業が、美術館を作り、内容も充実させるパリ
寒くて凍てついても、治安が悪く恐ろしくても、この点で、
外せない都市です。。。。。。。