2024.05.29 Wednesday
ブランクーシ展ーアーティゾン美術館
アーティゾン美術館(旧 ブリジストン美術館)で日本初の
ブランクーシの大きな彫刻展がありました。1週間前、元アクシス
編集長田端さん達がうちの家を見学に来られた時に、展覧会の
招待チケットを頂いたので、早速行って来ました。
アクシスビルのご縁で、石橋寛氏にもお目にかかれ、石橋さんの
紹介で、エットレ ソットサスにお目にかかれて、人生がすっかり
変わりました。。。。先日、ミラノトリエンナーレ美術館のマルコ氏
来日の折に、石橋寛氏のお父様の代までリアルアートのコレクションを
していたが、自分の代は、倉俣史朗、エットレ ソットサスの蒐集
80年代のプロダクトを中心に集めたいと話されていました。
素晴らしいブランクーシの展覧会の後、お茶でもと一階のカフェに
行ったら、沢山のコレクションが!去年ベルギーのギャラリー
ムールマンから買い集めたオブジェクトの様です。
トリエンナーレ美術館にも永久保存のエットレの部屋が出来、
ソットサス事務所の卒業生が、3ヶ月ごとに展示の入れ替えを
手伝っています。エットレ90歳の時に、入籍した夫人
バルバラ女史が、70年代の設計したカーサ ラーナを寄付した事で
パーマネントコレクション室になったと聞きました。
2007年、TJMデザインに入社させて頂いた頃、TJMクオータリーの
記事の為、90歳間近のエットレにインタビューしました。
尊敬していた紫式部の源氏物語の白の違いの話や、自然についての
独特の解釈を伺いました、田島社長のご友人の村角 創一氏が
写真家として同行いただきました。
丁度、若く美しいアシスタントと一緒にスケッチをされていたのが
今回、石橋寛氏がコレクションされたムラーノのガラスオブジェクトに
なります。その後半年もせずにお亡くなりになりました。。。。。。
いつもあまりお料理の写真は撮らないのですが、あまりに繊細で、
美味しかったので、撮らせて頂きました、ここにも石橋寛氏の
思い入れが込められている気がしました。東京での楽しみが
一つ増えました!