2010.08.02 Monday
グルメの友人クリストフ
ソットサス アソシエイツのグラフィックデザイナーをしていたクリストフ、ラドル氏に
ミラノで初めて会ってから、もうかれこれ30年近くの時が流れます。
独立した今も、イタリアを代表するインテリア雑誌’インテル二’ 誌のアートディレクター
を始め、、、、、、、、
アレッシーのデザイン、ミラノの一番新しいショッピングスポット、’リナシェンテ’の
ブランディング、宣伝広告、各国のメージャーファッション会社とのコラボ等々で
とても忙しい日々を送っています、、、、、、、
その忙しい時間をやりくりして絶対欠かさないのが、美しい物と、おいしい物を探求する
姿勢!!!
特に印象的なのは、倉俣 史朗 氏とエットレ ソットサスと一緒に六本木の
炉端焼で食事をしていたとき、倉俣サンが、クリストフのグルメぶりに驚嘆して、
魚はどこが一番好き? と聞かれた瞬間、まさに、クリストフの口には、、、、、、
魚の目玉がおいしいそうにしゃぶられていました!!
エットレはそれに驚愕して、、、、、、(嫉妬して?)’そんなことはしてはいけない!!’と
。。。。。。。。。。。。。。
叫んでいたのを思い出します。
ミラノでも、週に2、3回は和食を食べ、蕎麦が大好きで、
去年夏に沖縄で夏休みを取ったとき、
’おまかせ’ を覚えた様子です。。。。。。
ミラノでもどんなに忙しくても、自分でパスタを打って、、、、、
吟味したお肉をローストして招待してくれます。
一度、山梨県の西澤渓谷を一緒に歩いた時、、、、、、、
何度も立ち止まって、、、、、蜘蛛の巣に落ちた雨の雫を写真に収めていました。。。。
クリストフの見つめる先にはいつも美しいものがあります。
半年に一、二度、仕事で訪ねるクリストフを、どこに連れて行こうかと?
いつも探しています。
前回は、友人にどこか新しいおいしい和食を教えて欲しい!!
とお願いをしたら、、、、その友人が ‘ミシュランの星を取ったところがいいか?
固辞したところがいいか?聞いて来たので、、、、、、、勿論固辞をしたユニークな和食を
訪ねました。。。。。。
隈研吾さんに、そのお店のお話しをしたら、、、、クリストフが美味しいというところに是非
行ってみたい!という事で、、、御連れしました。
偶然、隈さんの友人の結婚式にやはり、‘白トリフの炊き込みご飯’を披露されたシェフでした。
今回訪れたところは、ユニークで、和食のコースに合うお酒を選んでくれるのは勿論、
お酒を嗜まない方には一皿、一皿ごとに違ったお茶を選んで持って来てくれます、、、、、、
感激!!
今回はラッキーな事に、キッチンに近い一枚檜のテーブルで、
板前さんの包丁さばきを見ながら食事が出来ました。
さりげない心配りが行き届いた和食に、クリストフも仕事の疲れが少し癒された様子です。。。。。。。。