2011.07.14 Thursday
イタリア野菜の調理法
イタリア料理では野菜を沢山食べます,種類も多く,生で頂くものから
1時間くらいクタクタになるまで煮込んだもの、パスタとあわせるように茹でたもの、
(野菜を茹でるお湯でパスタを同時茹でると野菜の風味がパスタに!美味しいです。)
カルチョッフィ(アンティチョーク)は、下ごしらえが大変で、その皮を剥いて,
茎を短くしたのがよく売っています。
野菜を買うときにいつもどうして調理するのかを聞いてから買います。
カルチョッフィは,野菜がしたる位の水に、オリーブ油少々、イタリアンパセリ
を加えて,低い温度で約1時間煮ます。溶けそうになる位に詰めると味が数段複雑に!
最近、ミラノでも市民権を得始めた ’プンタレラ’
ローマや南では以前から食べられていたものですが、最近はミラノでもレストランの
メニュ~に載せられる程の人気野菜!
外側の大きな茎は捨てて、一つずつ房に分けて,良~く洗います。
それを細かく切って、オリーブ油にアンチョビーを叩いて混ぜたものを掛けて頂きます。
歯ごたえが独特のサラダになります。
何と合わせても美味しいトマト
イタリアのパスタは、海の塩加減、と聞いた事がありますが
パスタに味がついていたらソースは塩分控えめの素材の味で整えられます。
(茹でる時は出来れば,角砂糖のようになった、固形の塩が向くようです)
トマトソースは、オニオンとガーリックを最初に炒めて,湯剥きした
トマトを入れて出来上がり!(北イタリアではガーリックを抑えめに使う
習慣があるようです)
夕食に招待されて、パスタと野菜サラダだけというのもよくあります。
どうしても昼がメインになりがちなので、夕食は控えめ!
そのあとチーズとデザートで終わり! とても一般的です。
野菜サラダの新鮮野菜の水切りと、美味しいオリーブ油が基本です。
ソットサス事務所の建築の展覧会を企画していた頃、
キュリエイターのミルコ カルボー二さんが教えてくれたパスタ!
どこのキッチンにもあって急な食事にはぴったりです。
材料:シャケ缶、トマト缶、オリーブ(缶詰め)あればケイパー、 タマネギ
タマネギをみじん切りにしてオリーブ油で良~く炒めます。
そこに上記の材料を入れて10分くらい煮込むだけ!
後で塩分を調整してみて下さいませ!
暑い日々が続きますが,良~く冷えたスパークリングワインと
一緒に召し上がり下さいませ!