2014.08.19 Tuesday
のんびり気持ち良いお盆休み
生まれて初めて訪問したブラバー邸の佇まいと高台の庭園が印象的だったので
長崎のクリストフの訪問先は小高い山の上のブラバー邸、
過ごし易そうなベランダからの眺めに、‘ジェノバのような街’
確かに平野が少なく、山間に家々が並び、リビエラ海岸の街に似ているかも?
精霊流しや花火がお盆に帰省した長崎出身者には沢山の催し物
白い砂,青い海、水平線に上げられる花火
暑さも忘れて、皆海岸に座り込んで見ています。
何と言っても素晴らしい花火の音!
どーんという音が響き渡り、静まり返って空を見上げています。
ブラバー氏は江戸末期、明治維新を経て近代化へ邁進する日本を支えたスコットランド人
NHK大河ドラマにも紹介された、維新の勇士坂本龍馬、三菱の創設者岩崎弥太郎
ブラバー邸に関する資料を訳していると、奥さんのテオドラさんが熱心に聴いてくれます。
坂本龍馬の肖像画の前で10代後半の日本の若者が一緒に写真を撮っていて、
テオドラさンは英語で ‘あなたもこの坂本龍馬のようになる?’
’ イエス マーム!’と元気な声が帰って来ました。
小浜から30分くらいの白浜には近くに住む友人達が作ったテントがあり、
中には、この地で英語教師をして、5歳と3歳のお父さんであるオーストラリアからの
ジョージさんが十八番のバーベキューを焼いています、マッチョなヘアドレッサー
鯔背な魚屋さん―田中一雄さん、ケータリングを手がける山下夫妻、色々な地元の
人達が賑やかに夜が更けるのを忘れます。。。。。
テントの中には沢山のドリンクが有りますがそのまま1ヶ月くらいテントは放置され
来られる人が勝手にアイスクーラーから飲み物を呑んで、午後でも眠くなれば
眠って行くそうです、まるで天国のようなところ。
星が沢山出て来た頃、東京から3日掛かって鈍行で長崎に辿り着いたカメラマン
残ったバーベキューを美味しそうに平らげていました。
時間がゆったり流れる故郷、それは何よりも大切な心の支えなのでしょう、、、、、、
久しぶりに日本の美しいお盆を堪能させて頂きました!