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2017.07.04 Tuesday

伊万里を訪ねて!


 
 
7月は、例年ミラノサローネ会のシーズンで、キッチンハウスのショールームを回っています、
 
 
先週もスライド会で福岡店に伺うので、その前に伊万里、有田の焼き物を見に行きました。
 
 
 
伊万里の名前は、オランダ始め、ヨーロッパで有名で、300年、400年の歴史を持って
 
 
オランダ東インド会社の活躍で、流通した様子です。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
ジャルの機内誌で、伊万里には、江戸時代徳川将軍に贈呈するために、
 
 
人里離れた場所に、隔離された職人の話が載っていて、とても興味深く訪問しました。
 
 
隔離というと、暗い雰囲気がありますが、彼らの技術が尊重されて、他に漏れるのを
 
 
防ぐためで、職人としての地位も高く、サムライと同じレベルまで高く評価されて
 
 
帯刀も許されたとのことです。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
大山内という場所に、公園として尊敬されていた伊万里焼き職人の住居、
 
 
工房が丁寧に管理されて保存されていました。。。。。。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
美しい日本の伝統技術には、こういう形で保存されていったのだ、、、、、、、、、、、
 
 
 
と少し、ロマンチックな気分になります。。。。。。
 
 
 
 
本当に高い山々が連なる、人里離れた場所で、技術を磨き、研鑽していかれたであろう様子。
 
 
 
 
 

 
 
 
36メートルはあったとされる登り窯の跡が残っていました。
 
 
出土した陶器のかけらも、ガラス張りのケースに入って保存されています。
 
 
 
大河内山の公園内の地図や、川べりのオーナメントも伊万里焼きです。