2022.09.07 Wednesday
サローネ後のミラノキッチンショールーム
北イタリアを代表する総合キッチン、家具メーカーのBoffi
ソルフェリーノ通りのショールームは、買収し続ける家具メーカー
の集大成で、スペースが拡張する一方です。
インテリアを考える時、まず最初にキッチンのデザインから入るのは
日本も同じ傾向がある様で、クローズドキッチンからダイニング
リビングに解放されてオープンキッチンになり、キッチンを中心にした
インテリアデザインの統一が進み、収納、家具メーカーも急いで
キッチンメーカーを買収している現状です。
キッチンハウスでも、エバルトで丸テーブルの開発が進んでいます。
今年は丸テーブルが流行で、どこのキッチンメーカーでも見受けられます。
キッチンはどうしても角が多いので、テーブルでの丸は新しいのかも
知れません。
張り出しテーブルやカウンターもよく見かけます、天板がかなりの
厚みなので、この幅の中で、持たせる工夫がされているのだと
思いますが、脚が無いのはやはり使い易いし綺麗です。
キッチンから始まるダイニング、リビング、寝室、浴室、
インテリアの全てをBoffiのテイストで統一する為に、
アートディレクターのピエロ リッソーニ氏率いる事務所は
総合的な世界観を確立する事に成功しています。
主にアングロサクソン圏にマーケットがあるBoffiは、
キッチンショールーム前に、壁、天井の色を統一出来る
塗料、素材のショールームも設けています。
キッチンメーカーは今、総合インテリアメーカーの方向に
進んでいる様です。。。。。。。。