2023.05.01 Monday
フィリップ スタルクによるディオールの展示
この数年同じ建物で、ディオールの家具の展示がなされていますが、
今年はフィリップ スタルクの会場構成による展示でとても、
感激しました!
動画を掲載できないので、わかりにくいと思いますが、
音楽に合わせて円柱が動いて、吊るされている椅子達も
リズミカルに動いて、幻想的な雰囲気が流れます。
王道と言うか? 気を衒わない椅子達に、フィリップ スタルクの
力量を感じます。やはり天才だと感じます。
白い色の家具と、温度の高いブロンズの金属!
今年よく見る家具の傾向です。メゾンでも感じましたが、
コロナ後のニューノーマルライフには温かな、人を癒す必要性を
強化したデザインが目立ちます。
ブレラ通りを通っても、中庭にこんな素晴らしい緑があるとは
誰も分からないです。これがミラノの底力を感じるところです。
今年は少し肌寒いですが、爽やかな日差しに、疲れを忘れて
歩き続けます。特にこの様に素晴らしい展示に出会うと疲れは
すぐに吹っ飛んでしまいます!