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2012.06.05 Tuesday

サローネのハイライト!


 
 
 
今年のサローネのスライド会をキッチンハウスの福岡店で企画して頂いていて
 
ハイライトなどを整理しています。
 
 
 
上の動画は、ミラノの中心ーブレラ美術館の裏庭でのインスタレーションです。
 
 
この隠された裏庭を舞台にするのはサローネの時期でも初めてです。
 
 
 
サローネがドイツのケルンの国際家具見本市を遥かに超える集客量に成ったのは
 
 
イタリアの雑誌―インテル二社のジルダ ボヤルディー女史の貢献が大きいです!
 
 
 
フォーリサローネと言って、国際的な展示の場所を見本市会場以外
 
 
ミラノ市内のあらゆる場所で企画し始めたのがもう10年になるようです。
 
 
其のお陰で世界からの集客数は。ファッションウィークを裕に超えたそうです。
 
 
 
 
 

 
 
 
ジルダ ボヤルディーと一緒に仕事をしているクリストフ ラドル
 
 
インテル二誌のアートディレクターですが、長年の友人です、
 
 
彼の説明に寄るとジルダは全くデザイン界の人ではなかったのですが、
 
 
知らない事への好奇心は誰より旺盛で、今は亡きエットレ ソットサスや
 
 
現在も活躍を続けている アンドレア ブランジにいつも教えを来いに事務所を訪ねた
 
 
そうです、今から30年も経つころから、、、、、、、
 
 
 
 
 
その姿勢がサローネを見本市会場だけに留めず、ミラノ市内のあらゆる場所が
 
 
デザインの展示スペース化しました。
 
 
 
 
2、3年前にはこのブレラ美術館のエントランスでも大きな家具の展示があり、
 
 
素晴らしい建物を背景に現代家具が展示されていました。
 
 
 
今年は、隠された、知る人ぞ知る裏庭も展示のすペースに!
 
 
 
 
 

 
 
 
 
ザハ ハディンのインスタレーションに寄るベネツイアの照明器具の会社の展示
 
 
 
 
このザハ ハディンのトレードマークのパターンを白い大理石で表現
 
 
今年は、大理石で布のような表現をしたり、とても多彩な技術を見ました、
 
 
次回で少し御見せ致します。
 
 
 
 

 
 
 
 
ブレラ美術館の裏庭はとても静かで良く管理されています、お昼間はブレラの画学生や
 
 
一般の人にも開放されていて、鳥の声がとてもミラノの中心と思えない雰囲気です。
 
 
 
 
 
そこに登場したのがザハ ハディンによるシャンデリアの展示
 
 
シャンデリア自身はあまり代わり映えのしない照明ですが、このインスタレーション
 
 
青いケージの中に多数の銀の素材でシャンデリアが包まれています。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
普通のシャンデリアはまるで芸術作品のように生まれ変わります、
 
 
青いケージにも小さな見る事が出来る穴を開けて,そこを覗くと別世界です。
 
 
 
 
ミラノ大学でも今年はザハ ハディンの展示が有りました。
 
 
 
 
最初、大学側が学生の勉強の妨げに成るとインテル二の活動を拒んでいましたが
 
 
ミラノサローネでの世界的な集客力により、ミラノ大学も協力を惜しまない姿勢に
 
 
なったと聞きます、
 
 
 
 
ギリシャに端を発して世界的な大不況の中、イタリアミラノでは
 
 
サローネを中心にデザイン活動を通して生存を勝ち取ろうとしているかの様子です!