2012.12.01 Saturday
新しく出来た浴槽会社ーアガペショールーム
サローネから半年が過ぎて、やっと今年の新作がミラノの家具ショールームに
並びます、毎年そうですが4月のサローネ用に急いで新作の試作が発表され
4、5ヶ月過ぎてミラノの町並みに商品として並び始めます。
そのころには新しいカタログも出来上がりまた新たなショールームの改装です。
ここアガペは,家具通りのビア ドリーニ通りから引っ越して
ボッフィーなどの家具屋が並ぶソルフェリーノ通りからすぐです。
2014年のミラノ万博を前にバリガルディー駅での大きな開発事業
オフィース、集合住宅が1000単位で構築されています、
ミラノに通いはじめて、かれこれ30年が経とうとしていますが
初めての大きな開発です、ヨーロッパの主要都市の中でも最近のガリバルディー駅周辺
は特筆して規模の大きな再開発だと思います。
色々なインテリアショップが近くにオープンし始めました。
このアガペの浴槽のショールームも今年始めにオープン
やはりガリバルディー駅周辺の再開発を見込んでの移動だと思います。
地下,1階、2階まで3層に成ったショールームの3階部分はアパートメントの
モデルルームに成っていて、寝室にそのままデザインされた浴槽が置かれています。
アガペの浴槽と洗面はデザインでダントツの人気商品ですが
確かにアガペのサニタリー商品はオブジェのように素敵です。
地下の各マテリアルの部材の展示もとてもデザインされていて
浴槽や洗面を買いに来た人達もブティックにいる感覚で
若いミラネーゼが長い流行のブーツで現れましたが
とても似合っています!
部材展示の良いサンプルになります。
ガリバルディー駅の近くは昔は小さな工場や自動車の修理工場があった
工業地帯でしたが、コルソ コモ10というセレクトショップが出来て
この20年でまた新たなブティック街を作っています。
モンテナポレオーネが今まで一番人気の大ブランド街でしたが
今回覗きに行くと、3、4カ所の目抜き通りに空きショールームがありました。
之も30年来初めての経験ですが、もしかしたら少しずつミラノの中心も
移動しつつあるのか?
まさかユーロの不況がそうさせているとは想像したくはないのですが、、、、、、、
インテル二誌のアートディレクターをしているクリストフ氏は
今週パリに撮影に行っているので月曜日にでもブリアンザのモダン家具業界の
様子を探ってみることにしましょう、、、、、、
次回にご紹介しますが、去年暮れ、投資会社から買い戻された
B&Bのドリアー二通りのショールームもすっかり感じが変わっていました。
照度がかなり高くなって、全体的に明るくなった感じです。
色々な方向から新たな商戦が繰り広げられています。。。。。。。。