2013.07.20 Saturday
いつも刺激の有るボッフィーキッチン
ミラノサローネで、建築関係の人の訪問が耐えないボッフィーキッチン
ロンドン、ニューヨークでは、ボッフィーのキッチンが入ったアパルトメントは
付加価値が付き相場より高く売れるとか!
今日は,ブリアンザの友人に紹介を受けてボッフィーを訪問
来年80周年を迎えるボッフィーの事情を色々伺いました。
最初の写真は未だプロトタイプですが、電動で開閉されるキッチン、
スペースに限界があるので、食洗機、シンク、換気扇が全てオリジナル仕様。
300人の従業員で,年に75億円の売り上げが有り、輸出が其の80パーセント
キッチンメーカーとしては20%が国内であるメーカーはボッフィー位との事、
54カ国に輸出していて各国最高級品だけを取り扱うメーカーとだけ取り組み
ボッフィー側はショールームから、販売用ツール、メソード全て細かくフォローして
其の国のお客様に満足して頂けるサービスに心がけています!20年勤続する
輸出部長のダ二エラ ボルゴノーボ女史
やはり中国を含むアジアの戦略はボッフィーに取ってとても大切な生命線
この営業を担うのは,4代目の現CEOのご子息ーニコロ ガべっティー氏
広州に500平米のショールームを有し,このショールームはボッフィ独自で
運営されているそうです。
キッチンにまつわる機器類、金具全てがメーカーとのタイアップ
オリジナル商品、天板,扉材もデュポン社等のメーカーと新素材の共同開発
例えばこのIHはガゲナウ社との共同開発商品で、‘ガゲナウ+ボッフィー’と明記
IHの鍋類を置く場所を特定しなくてどこに置いても使えるシステム
案内してくれたアンナ女史は,ボッフィー程の最高級キッチンは無い!
有るとしたら、ドイツのブルトハープだけですね~と信念を持って話します。
同じキッチンのシリーズでも色々な素材が選べますが、
コーリアン等は、’クリスタル プラント’という新素材をデュポン社と開発
成型しやすい素材で,キズに強く、一旦傷がついても芯まで同じ色なのでキズが目立た
無いそうです。。。。。
ダイニング、リビングルームに解放されたキッチン
バックセットの工夫が色々な扉を生んでいます、この扉はフリッパー扉ですが
閉じた時の扉と扉のちりがとても小さくて美しいです、その為の蝶番を自社開発
しているそうで、自慢気に見せてくれてました。
輸出部長の話されていた‘ボッフィーを売ることができるのは最高の幸せで
其の情熱を持ち続けることが販売に綱がる!この仕事に就けて一番嬉しい!’
其の言葉を伺ってとても爽やかな気分でした。。。。。。