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2013.11.11 Monday

センターポンピドーのシュールレアリズム展


 
 
 
 
晩秋の寒い雨のパリはポンピドーセンターにいるのが正解です、
 
 
今回はシュールレアリズ展という刺激的な企画展をやっていました。
 
 
 
1927年パリでこのシュールレアリズムの運動が開始、’フランス共産主義パーティ’
 
による,超現実主義の実現を唱えて、参加する芸術家がパリの戦争が始まる緊張感の中
 
 
いろいろな活動をしていた経緯の展示会でした。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
入り口には ジョージ キリコとマルセルデュシャン氏の作品
 
 
大きなSCREENにはフランス語で,活動の主旨が語られていて、
 
 
個人の画廊で生きた女性の裸体の上に食べ物を並べ、それを囲んで大人の男女が
 
ワインを片手に食事をしている映像や、ミロのビーナスの像に沢山の毛皮を着せていたり、
 
作家自身が美しいマネキン人形を箱から大切に出してキスをしてそのあと、音楽に合わせて
 
ダンスをして恍惚の表情をしているムービー、、、、、、、、
 
 
当時としてはかなり話題を攫ったようでしょう。。。。
 
 
 
 

 
 
 
 
セクシーな人形を作ったり、白黒の写真を発表するマン レイ氏
 
 
 
色彩豊かなジョーン ミロ氏の絵画の数々
 
 
マックス エルンストやルネ マグリットの作品達、
 
ベニスのグッゲンハイム美術館のペギー グッゲンハイム女史の自叙伝に出てくる
 
ペギーに親しかった作家が沢山出展されています、其の自叙伝に寄ると、ペギー女史は
 
公私共に,彼らの活動を支援したようです。。。。。。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
アレキサンダー カルダーの繊細な浮いている彫刻
 
 
 
ハンス ベルマーがオーストリアの作家ーオスカーココシュカに製作を依頼した
 
人形達もセクシーに美しさを競い合っています、両性を持つ人形だったり、
 
上半身女性で、下半身男性の裸体だったりとちょっとびっくりしてしまいますが。。。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ジャコメッティーも、いつもと少し違った細い細いアイアンの人物像
 
 
 
1938年にはマルセル デュシャン氏提案の’国際シュールレアリズム展’が
 
インスタレーションの形で具現化したようで其の模様が映像で映し出されていました。
 
 
 
日本に帰ってゆっくり勉強したいテーマです。