2013.11.16 Saturday
ミラノでは古い友人達が集います!
ソットサスアソシエイツのメンバーだったジョアンナ グラウンダー女史
20年前ソットサスに東京の自宅の設計をお願いした時に担当してくれました、
今はカリフォルニアのサンフランシスコに住んでいて、ミラノのアパートへは
年に数回戻るようです、今回もソットサス事務所の元メンバーを招待して食事を
作ってくれました!
トスカーナ出身のベッペ氏とプーリアのマッテーラ出身のジョバンネラー氏
二人はソットサス事務所がミラノで一番高級な’ ボルゴヌーボ通り’に事務所があったとき
知り合って彼此30年位一緒に仕事をしているとても素敵なカップルです。
いつでも笑顔で、いつでも優しい眼差しで世界を見つめています、
美しいプロジェクトを設計して完成する事が一番の生き甲斐らしく
色々な所での建築上の話で一杯です、今日は最近増えて来た中近東の仕事
エキゾチックで,活気があり、食事も美味しくとても気に入っているそうです。
ソットサス事務所では珍しいイタリア人カップルです。
ソットサス事務所はいつも世界中から若者が集まり、同じ国のスタッフは二人
同時期に採用しなかった位、国際的でした、其の若者達も20年,30年と経ち
一人一人独立して,色々な国で活躍しているようです。
普通、デザイナー達が集まると自分の話をしたい人が多いようですが、
今日の仲間はお互いとても余裕があり、長い時間が吹っ飛んだようです。
私の一番の贅沢!と言い放っていたのは,ジョアンナ女史ーミラノにこうしてアパートを
維持しているのが私の唯一の贅沢とはにかみながら,嬉しそうに話しています。
イタリアの家具屋、硝子製品等々で作品を発表しているジョアンナさん、
お料理をして皆を招待するのも、デザインを発表するのも同じ位楽しい事のようです。
先日東京ミーレの展示場での発表がフェスブックを通して世界の人達に知られて
ちょっと照れているクリストフさん! 早速インテル二誌に特集に成るようです。
8時集合で,皆持ち寄ったワインが全て空きかけています、時計を見たら
1:00時近くになっていましたが、誰も席を立とうとする気配がなく
‘ベイビー ウオーター' と言って冷凍庫からロシア製のウオッカが出て来ました、
皆,遠慮する気配もなく竹の日本で買ったというお猪口に少しずつ継いでもらって
夜が更けるのも忘れて楽しい時間が流れます。。。。。。。