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2015.05.11 Monday

デザインに湧くミラノの街角


 
 
 
 
 
 
サローネの期間中、トリエンナーレの会場ではミラノ万博のテーマに基づいての展示の事を
 
 
 
前回お話ししましたが、もう一つとても大切な展示がありました!
 
 
 
福岡岩田屋の元御曹司が現在シンガポール在住でシンガポールの若手デザイナーの
 
 
 
作品を企画、製造している会社ー ’indutry+' を立ち上げました、今回ーサローネ初出場
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
この画像は2014年9月のパリメゾンドオブジェでの光景ですが、
 
 
 
世界的椅子のコレクター 永井敬二さんの長年の友人ー‘Yoichi Nakamura'氏
 
 
 
シンガポールの若手デザイナー、クリエイターを集めて商品企画し、製造販売
 
 
 
一つ一つが、繊細で欧米のデザインとひと味違ったASEANテイストを品良く
 
 
 
ソフィスティケートして品揃え!蓮の葉をアクリルのマテリアルに閉じ込めて作られた
 
 
 
テーブル、シンガポールの ‘Olivia Lee’ の作品です。(デザイン小物が昔から好きだった
 
 
 
中牟田氏とは、30年前からミラノのクリストフ ラドル氏を通して知り合って、
 
 
 
何年かに一度お目にかかるだけでしたが、今も昔から培われた審美眼で、素晴しい仕事を
 
 
 
されていてとても嬉しくなりました。。。。。。)
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
スカラ座の近くを通りかかったら、日本の伝統工芸を生かした小物の展示を見つけました
 
 
 
椎名香さんが、イタリアのデザイナーと日本のメーカーを繋いで新作を発表
 
 
 
和紙を使った照明器具、樽を作るメーカーと組んだ家庭用品
 
 
 
日本の素晴しい伝統が、新しい息吹と一緒に成って商品化されています。
 
 
 
詳しくはhttp://www.handsondesign.it
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
ミラノの街は小さな通りにブティックやバールがあり、そのほぼ全てのショップで
 
 
 
サローネ期間中は何かデザインに関わるイベントを計画しています。
 
 
 
洋服のブティックに、若手建築家の家の模型が並んでいたり、さりげなく置かれた名作椅子の
 
 
 
上にジャケットが掛けられていて、デザインが生活の必須要素なのだと感じます。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
お洒落な靴屋さんのインテリアは隈研吾氏!
 
 
 
モンテナポレオーネの名店街ー今回キッチンハウスの’IRORI'の記者会見で
 
 
 
訪問されている隈研吾氏から ’ちょっと遠回りをして見に行きたいんだけど’
 
 
 
声を掛けられて初めて隈研吾氏のデザインだと発見。シックで軽やかでお洒落!
 
 
 
モンテナポレオーネ通りにふさわしいインテリアです。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
トリエンナーレの中庭、サローネ訪問は体力テストと友人に話した事がありますが
 
 
 
ブレラ美術館の中庭やちょっとした庭園が新緑に輝いてとても疲れを癒してくれます。
 
 
 
 
 
 
 
キッチンハウスの’IRORI'は、ミラノ万博の開催があったので、5月24日まで
 
 
 
継続しています! 日本のいろいろな雑誌の媒体でご覧頂くと思いますが、
 
 
 
ミラノ展示の終了後はキッチンハウス福岡店に移動して、展示される予定です。
 
 
 
乞うご期待!