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2015.08.06 Thursday

‘IRORI'-インテルニ誌キッチン特集の表紙を飾っています!


 
 
 
 
キッチンハウスが初めてミラノ フォリーサローネに出展した隈研吾氏
 
 
 
デザインの’IRORI'は、イタリア建築誌ー インテルニの年に一度発刊される
 
 
 
キッチン特集 ‘CUCINA 2015'の表紙を飾りました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
2014年秋ー 'IRORI' のプロトタイプが出来上がり、隈研吾氏と田島庸助社長が
 
 
 
実寸でのチェックをしています。隈研吾氏は田島庸助社長の大学の後輩にあたり、
 
 
 
キッチンハウス上海店や、キッチンハウス藤岡工場のリノベーションを御願いしています。
 
 
 
 
人は ‘火’ を囲んで暮らして来た。 ’IRORI' は ’火’とともに暮らす為の
 
 
‘自由なランドスケープ キッチン’である。
 
 
’IRORI' は竹の皮と鉄パイプで構成されている。
 
 
(隈研吾氏のメッセージより引用)
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
ミラノ フォーリ サローネ(ミラノ市内でサローネ時にサローネ会場以外での、デザイン活動
 
 
 
この提案をしたジルダ ボヤルディー女史はミラノ市への貢献度の高さで名誉市民賞を受賞
 
 
 
ミラノフォーリサローネのお陰で世界一を誇っていたドイツケルンの国際見本市や
 
 
ミラノサローネに追いつけ追い越せのスローガンを唱えるパリ、メゾン ド オブジェ とは
 
 
比べ物に成らない世界中からのデザイン関係者の集客量を誇っています。
 
 
中でもインテルニ誌編集長ージルダ ボヤルディー女史が力を入れるミラノ大学のイベント
 
 
 
 
 

 
 
 
2006年から隈研吾氏はこのデザイン活動に協力、 そこには少しエピソードがあり
 
 
 
ミラノサローネ報告会ーキッチンハウスの全国のショールームで行われるサローネスライド会では
 
 
 
ご説明させていただきましたが、2006年ミラノで食事をしていたジルダ女史から隈研吾氏に
 
 
 
イベント参加を打診しているが事務所からは全く連絡が無いとの事で、私が隈研吾氏の携帯に電話、
 
 
 
繋いだのが最初です、’スポンサーは、デザイナーが探せれば其れも良いが、難しければ全て
 
 
 
インテルニ側で用意するとのことで、2007年無事、当時はスフォルツファー城でのイベントでしたが
 
 
 
隈研吾氏の組木のプロジェクトが展示されました。組木のプロトタイプは日本で製作しましたが、
 
 
 
それ以外の輸送、搬入、搬出は、インテルニ側でスポンサーを捜した経緯があります。
 
 
 
スポンサーありきの展示ではなく、インテルニ側がその時、大切だと思うデザイナーを
 
 
 
探し出し、イベントを組み立てるジルダ女史のデザイン展への壮大なビジョンを現すイベント
 
 
 
今年はキッチンハウスが初めてこのイベントに参画致しました!
 
 
 

 
ミラノサローネのオープニングの前日、日本からは、インテリア雑誌だけではなく
 
 
ペンやカーサーブルータス、アエラ等、一日中、取材に追われていた、隈研吾氏と
 
 
キッチンハウス 田島宗八専務です。(外壁の役目を果たすこの ’繭’ バーカナイズド
 
 
ペーパーと言う厚さ1ミリの特殊な紙、で作られています。後ほど、準備の様子もお伝えします)
 
 
重厚なインスタレーションが目立つ、ミラノ大学のイベントでは、'IRORI' はとても繊細で華奢
 
 
 
沢山の方々が、この繭を不思議そうに愛着を込めて眺めておられました。。。。。。