2010.07.10 Saturday
リナメラルディーの生家
キッチンハウスセレクションでご紹介している陶器’リナメラルディー’
初めて、出会ったのはミラノのソルフェリーノの通りに出来たボッフィーの浴槽のショールームでした。そこには、白と焦げ茶の大きな陶器があり、何故か、日本の陶器よりもそれ以上に、日本的な感じがしました。ヨーロッパの陶器に惚れた初めての経験です。
もうかれこれ20年近くが経ったと思います。
最初は,ミラノを訪れるたびに、ボッフィーで買って、日本まで運んでいました。
あるとき、友人のアルドチビッチに話したら、家のすぐ近くにアトリエがあるよ!
と教えられて、たどり着きました。
リナさんは、土を探しに行っておられるとの事で、ご主人が案内して下さいました。
女性ばかりの工房で、10人くらいの若い女性がきびきびと働いておられました。
鮮明な色が出るように、世界中から集めた土で出来ていて、いつも、その土と染料を探しに
リナさんは世界中を回っているとのことでした。最近はアフリカの土が一番いいとのことで、
製法はギリシャ時代のもののようです。
ミラノの主な家具のショールーム、キッチン、浴槽のブランド店には、リナメラルディーの
陶器がスタイリングされています。キッチンハウスのショールームー福岡、大阪、名古屋
東京、藤岡の各ショールームにも、リナメラルディーが展示されています、是非お立寄り下さいませ!!
私も20年前、ハンドキャリーしたリナメラルディーの陶器で、食事会をしますが、お料理がとても映えて、器の話に華が咲きます。
ここはミラノから列車で2時間特急に乗って、ビッツエンツアでローカル線に乗り換えて30分くらいのところ小さな駅で降ります。駅まで、リナさんのご主人が迎えに来てくれました。
このエリアはウーディネ地方になると、教えて頂きました。
ウーディネの人達は、本当に真面目で、イタリア人というよりオーストリア人に近いと
いつか、イタリアで長く働いておられる日本人の商社マンが話してくれたのを思い出します。
ウーディネのもう一つの不思議なところは、とても真面目に働く気性の性でしょう、、、、、、
週末には、街のバーが人々でいっぱいになり、、、、、、、
バーからワイングラスを持って街を散歩する習慣があり、グラスを携えて行き交う人々を沢山見ます。週末でとても長い午後に、リラックスしている感じがとても素敵です。イタリア広しといえど、沢山の人たちがワイングラスを片手に散歩しているのは、見た事がありません。街が全体でパーティをしているようにフワフワしています。
北イタリアもいろんなところがあってイタリアの広さを感じます。
100年前まで、ミラノ大国、ベネツイア、ローマ、ナポリ、フィレンツエと、各国になって
いたと伺い確かに納得!!全ての地域がが異文化を競っています。
日本のJRの大きな駅前がかなり同じ表情になったのは、駅ビルのせいでしょうね、
きっと100年前はいろんな個性的な駅だったのでしょが。。。。。。
観光国になるには、駅も一工夫ですね~
近くのアグリツーリズモー民宿のような形態で、イタリア中沢山あって、、、、
皆いろいろ調べて泊まりに行きます、ほとんどが大変リーズナブルで、、、、、
食事が着いているところも、台所があり自炊できるようになっている部屋といろいろです。
金額的には、1泊日本の民宿と同じような料金ですが、1週間、2週間と週単位にすると、大変
安くなるのが魅力です。(日本の本屋さんにもイタリア中のアグリツーリズモの本が売っていました!)
イタリアへ旅をされる時は、アグリツーリズモもお調べ下さいませ!!