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2013.09.29 Sunday

キッチンハウスの突き板はイタリア生まれ!


 
 
 
 
 
藤岡工場でイタリアのブリアンザーモダン家具の工場が沢山集まっているエリア
 
老舗の突き板会社ーtabu社のアンドレア タリアブエ社長が一枚一枚、
 
キッチンハウスの工場にたどり着いた突き板をチェックしています。
 
 
 
今年夏に到着した突き板のオーク材の一部に不具合があり、藤岡工場から
 
タブ社にクレーイムをしたら、中国出張中、現地視察の為にやって来てくれました。
 
 
 

 
 
 
 
 
ベンゲ色の突き板のキッチンーキッチンハウスの突き板は全てこのタブ社の商品です
 
 
 
NOVA時代,私達も直接仕入れていましたが、日本国産と違うのは厚みが3倍位
 
厚いので,塗装をした後の突き板の色の深みが全く違って来ます。
 
 
 
今回の小さなキズも塗装のベテランに掛かると塗装をした後に大きくなり
 
その為に削ると今度は折角の厚みが無くなり、反る事に成るそうです。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
両者今後このようなことが起こらない為に真剣に商品を検品しながら討議しています、
 
 
この微妙なキズを防ぐことがキッチンハウスの高級突き板のキッチンの宿命です、
 
 
結果今後は,薄いシートを張り、輸送中に起こるであろうキズを防ぐ事に成りました。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
キッチンハウスはタブ社と30年以上のおつきあいですが、先代からこのアンドレア
 
社長に替わってキッチンハウスの工場を見学するのは初めてなので
 
時間の許す限り工場をご覧になりました。
 
 
 
すると、さすがブリアンザの出身ーメラミンの成型の所でも今の新しい技術を
 
ご存知で、アドバイスしてくれました、突き板に限らず家具造りには大変熱心なので
 
色々の工場を日々廻っておられるそうです。
 
 
 
東京駅から藤岡工場への道中も色々なデザインの話に花が咲き
 
突き板工場に生まれたことを本当に幸せに感じているそうです。
 
 
 
今の仕事に感謝して,誇りに思うことは何より美しい事だと思います!