2012.08.01 Wednesday
ミラノで一番美味しいディナー
このブログに再度登場している親友のクリストフ ラドル氏のミラノの自邸
夏休みをシシリア島の歴史の古い街ーノートでインテル二の編集長
ジルダ ボヤルディ女史の別荘で過ごす予定のクリストフはミラノのお宅に
夕食をご招待してくれました。
34、5度の暑さに成るミラノでは、シーフードはとても美味しく爽やかです。
オードブルは大きな槍烏賊の中に、1時間あまりゆっくり炒めたトロペア
(南イタリアのカラブリア州のトロペアのタマネギが一番甘いとされています)
のタマネギと、ショウガ,烏賊のゲソが詰め込まれた烏賊をゆっくり炒めています。
それに、イタリアンパセリをちりばめてテーブルに出て来ます。
一口食べたら思わず ‘モルト ボーノ’ 美味しい!!
ゆっくり炒めたタマネギがインド料理のチャツネの役目をして、とても豊かな味です。
初めてクリストフを知った1980年代からここに住んでいて、
じ~と待っていて,このコンドミニアムを買いました。
下の階の部屋も買って、メゾネットにし下の階は寝室と大きなテラスがあります。
季節が良い時にはこのテラスで食事を頂きますが、ミラノも高温が続いているので
クーラーの効いたダイニングルームで夕食です。
最上階なので、斜めの窓から夕焼けがとても美しくうっとりです。
メインディッシュは蛸のソティ!
吟味された蛸は日本のように茹でますが、次回は茹でないで、ゆっくり煮詰める
南イタリア風をトライしたいと話しているのはグラフィックデザインだけでなく
お料理も天才のクリストフ氏
広告代理店を経営し、インテル二雑誌のアートディレクターも兼ねるラドル氏にとって
お料理は限りない気分転換なのでしょう、、、、、、
いつも違ったレスピーで驚かしてくれます、前回喜多俊之さんと一緒のときは
この蛸の蛸丼でした! 日本料理が何より好きなクリストフは,イタリア料理+
アラ ジャパンが御得意です。
現代アートのコレクターのクリストフのコレクションと、
サボテンの栽培に懸命なテオドラ奥様の大切な植栽です。
私が今、アートフィシアル フラワーに興味があると話すと
しらっとした顔をして、ふ~~ん本物じゃないと興味が無いわ!と一言!
大切に育てられたサボテン達は見るとやはり確かに!と納得。。。。。。
いつもクリストフのキッチンに行くと発見がありますが
今日は,このイタリア製 ‘ショッツル’
魚の脂をゆっくり採った油です。
すぐにベトナムやタイのショッツルを思い出しましたが
之はイタリアの古くから伝わる手法のようです。
いつも感激するクリストフのお料理の秘密はいつも飽くなき情熱を捧げる
クリストフのキュリオシティだと思います。。。。。。
いつも美味しい料理を感謝+感謝!