2012.11.24 Saturday
司馬遼太郎記念館
飛ぶがごとく、龍馬がゆく、坂の上の雲、街道をゆく、、、、、、、、、、、、
若い頃から手放さず読み続けていた小説家ー司馬遼太郎
亡くなったというお悔やみを見た時は、‘今の日本の状況をこれ以上ご覧になるよりも、
歴史上の日本人を胸に亡くなった方が良かったかも?’変な感慨を持ったのを思い出します。
小説は読む物、スポーツはする物、其の記念館?
ちょっと疑問がずーっとあって、私の古里ー大阪小坂に来るのに随分時間がかかりました。
雨で奈良に姉達と一緒する筈でしたが、急遽変更、訪ねてみると本棚に圧倒されるやら、
雑木林のようなお庭を通って秘密の司馬遼太郎に逢っているような気がして、
ドキドキ! こんなに感激するとは自分でもびっくりです。
記念館の入り口に司馬遼太郎さんが奥様と一緒に住んでおられたお宅が有り、
執筆されていた書斎が,窓越しに覗く事が出来ます。
まるで,今でも、そこに座って沢山の書物を読んでおられるような感じです。
歴史上の実在人物をこんなに細かく表現される為にはどの位の資料をご覧になるの?
だろうと幾度も思いながら読んでいましたが、やはり凄い量の蔵書!
雨の日曜日に関わらず,青春を司馬遼太郎の本と共に過ごした人達が沢山集います。
時期に寄って,テーマが変わるそうですが、今回は坂本龍馬の編でした。
記念館の館長サンのご説明に寄ると,若し司馬遼太郎が、この偉大な歴史を動かした
坂本龍馬に光を当てなかったら、之だけ多くの日本人が、坂本龍馬の偉業を知らなかった
かも知れない話をされていました。。。。。。。
日本には凄い人達がひしめいている!のだと静かな安心感を得た一日です。