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2023.12.07 Thursday

ボッフィーグループになった’ デ パドバ’

 

 

建築家マジェストレッティー氏に恋をしたパドバおばさんは、

 

彼のデザインした家具を販売するために会社’デパドバ’を起します。

 

半世紀して、インテリアを総合的に販売するボッフィーグループに

 

参加します。彼女が90歳の誕生日だったそうです。

 

 

 

 

ピエロ リッソーニ氏のアートディレクションするボッフィーと

 

統合して、どんなショールームが出来るんだろう?と半ば心配していた

 

私は、イタリアのデザイン力の底力を見た気がしました。

 

 

 

 

偉大なマジェストレッティー氏のデザインを尊重し、

 

少し、木の色を変えたり、高さ調整したりするだけで、

 

リッソーニの世界観の中にすんなり嵌って違和感どころか、

 

どれが彼が作品だった?と分からないくらいマッチしています。

 

 

 

 

勿論、リッソーニの事なので、色々なデザイナーとのコラボも!

 

此処2、3年は、ファッションデザイナー ポールスミスとの

 

コラボが成功し、独特のストライプが上手くソファーの貼り布に

 

なったり、佐藤おおき氏の照明があったり、ドイツの会社との

 

コラボで、この上の収納棚もアイテムに参加しました。

 

 

 

 

スケルトンでの販売になるケースが多い、欧米のコンドミニアム

 

キッチンから始まるインテリアの統合的なデザインを販売するのが

 

ボッフィー、デパドバも一員になり、マジェストレッティのデザインという遺産を

 

また次世代に微調整されて生かされていくのは素晴らしい事だと思います。

 

 

 

 

 

写真ではわかりにくいですが、この上のテーブルの上の照明が

 

ネンドのデザインです。彼が20年近く前、ミラノサローネに

 

大理石の作品を発表していて、クリストフが、’佐藤おおきさん’って

 

知ってる?’と聞かれて、その時は全く知られていなかったのを

 

思い出します。サローネで活躍の場を広げたデザイナーの一人だと

 

です。

 

 

 

 

 

 

 

これは段々飾り付けが施されている様子で、近くのお花屋さんの

 

クリスマス飾りです。クリスマス近くなって街にもクリスマス飾りが

 

増えてきました、ご案内させて頂きます。