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2024.01.25 Thursday

インド、スタジオムンバイーカルティエ財団美術館

 

インドの著名建築家、ビジョイ氏の展覧会がカルチエ財団美術館で

 

開催されていて、ミラノで親しくしている、アサーブ ワン

 

ギャラリーのオーナーエレナ女史の勧めで行って来ました。

 

スイスの建築学校でも教鞭を取るビジョイ氏、日本では尾道の

 

常石造船がスポンサーで、古い公団住宅を改修してホテルを

 

デザインしていました。

 

 

 

 

スタジオ ムンバイは多くのアルティザン、職人を抱えていて

 

その繊細な仕事にはとても心惹かれます。

 

 

 

 

ネットでの予約をした人達が、零下5度の寒さの中、静かに

 

順番を待っています。流石、革の手袋をしていても、悴む

 

寒さです。パリの人達の展示会への熱い想いは、どのショーに

 

言っても感心します。 パートナーと、友人と長い時間

 

そこに佇んで楽しんでいます。

 

 

 

ポエティックな石のオブジェ達、今にも動き出しそうです。

 

キーンとした緊張感が漂い、インドのエキゾティックな香が

 

して来ます。。。。。

 

 

 

 

 

 

一番気に入った藤の椅子、何と繊細でしょ、、、、

 

2階の売店には、購入出来る様になっていて、座ってみましたが、

 

とても座り易いです。まるでモンクに抱き抱えられている安心感

 

スタジオ ムンバイの活動には、目を見張るばかりです。

 

 

 

 

ジャン ヌーベルのガラスの建築も素晴らしく、真冬にこの建物に

 

居ても、所狭しと植栽が配置されているので寒さを感じません。

 

裏庭も広く、ファッションブランドの財団美術館の中で、一番好きな

 

建物です。メゾンドオブジェの展示会の合間に、パリの美術館を廻るのは

 

とても楽しみです。あまりにも多くの大切な展示会が開催されている

 

ので、選ぶのが大変です。。。。。

 

 

 

 

入り口の植栽は、地面に平行に、植えられています。

 

10年前完成された時にはもう少し小さく、これだけ成長しても

 

その姿勢を保っているのは、庭師の技術だと思われます。

 

 

 

 

いつもグレーのグラデュエ〜ションの空ですが、今年はラッキーに

 

晴れた日が続きます。 夕焼けは5時前ですが、エッフェル塔の

 

シルエットを見る事ができました。 犯罪が多く、治安の悪さは

 

ヨーロッパ一でしょうが、街の美しさも最高位だと思います。。。。。