2024.03.06 Wednesday
ホテルオークラ東京の雛壇
https://casabrutus.com/categories/architecture/115905
建築家谷口吉郎氏のデザインされたホテルオークラ東京移転となり
色々世の中を騒がせましたが、息子さんの谷口吉生氏の
繊細なフォローでとても美しいロビーが再現されました。
四季折々に、日本の伝統を飾られているので、なるべく時間を取って
見学させていただいております。丁寧に仕舞われていたのでしょう
昔の別館に飾られていた雛壇がそのまま、新オークラのロビーに
飾られています。
昔のオークラのディテールがしっかり保管されていて、
細かい配慮の元、再現されています、何度見ても美しい障子
外の木々が障子に影を作って本当に日本の美しさを感じます。
椅子、テーブルも別館のそのまま保存されていたようです。
大花生け鉢にも梅の花が生けられていて、春の訪れを感じます。
自然をそのままロビーに移転したかのような生け方にいつも
心奪われています。。。。。
思い起こせば、40余年前、経営能力も無いのに、イタリアの家具の
輸入を初めて、兎に角、体力だけ付けて、戦おうと思い、このヘルスの
プールに入りました。。。。その頃、朝6時から行けるプールはオークラだけ
でした、、、、、、それにしても最近は多くのホテルが東京に出来、
老舗のオークラは歴史と共に、益々素晴らしい文化を継承行かれると思います。