2024.05.05 Sunday
デザインウィークのロエベ
ブレラ通りの去年、ディオールがフィリップ スタルク監修の
ディオールの椅子の展覧会があったビラで、今年は24名の作家
による照明の展覧会でした。 ’素晴らしかった!’です。
この展示は珍しく、前もっての事前登録が必要なく、朝11時から
18時だったので、朝10時に並びました、お掃除の人達が入って
’1時間あるからカフェでコーヒでもしたら?’と声を掛けてくれます。
去年のスタルクのイベントがあまりに美しく、この場所からその
シーンを反芻しながら、今年も、スペインの香りが強いロエベ
の作品にすっかり感動しました。
デーム マグダレン オドウンド女史のレザーを取り入れた
作品、丸めて先般を尖らせた鞘上のレザーが中央の円柱から
突き出すこのランプは、彼女の代表作である手で磨きを掛けた
丸い器を元にした実験的作品らしいです。
着物を広げて照明を浴びせた様な照明、日本人のデザイナーも沢山
作品を発表されていました。会場は、’パラッツオ チッテリオ’
日々入れない美しいビラの魅力を感じるのも、ミラノデザインウィークの
楽しみです。
最初の5日間で、キッチン、サローネ会場を毎日23000歩
約15キロ歩いて取材するので、後の2日は見たいものを見学
そしてイベントでも、’もしこの中で、どれが一番好き?’と言う
実は横山正先生が何十年も前に教えて頂いた方法で見る事して
います。そして一番好きな照明は和紙で出来たこの作品でした。