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2024.05.11 Saturday

ニューヨークタイムズトップ10ーデザインウィーク見どころーアルコーバ

 

 

いつも長蛇の列は覚悟の上ですが、今年もアルコーバの展示には、

 

最低三時間は並びます、現代アートを集めて、毎年珍しい場所で

 

開催されます。去年は廃墟になった警察病院跡地。

 

今年は、建築家オズアルト ボルサー二氏が個人邸として

 

第二次対戦中建設され、1945年に完成したビラ ボルサー二

 

やはり廃墟になっていて、2020年修復が終わり市民に解放されている

 

ビラ バガッティー バルセッキの2箇所で開催されました。

 

 

 

 

 

邸宅の周りをアルコーバの展示を見学に来た人達で取り囲み、

 

広大な庭園の入り口に辿り着くまで二時間半待ちました。

 

いつもは入場制限されているビラの修復後で、ミッドセンチュリーの

 

建物、家具の見学を兼ねている人達で長蛇の列です。

 

 

 

 

アルコーバの現代アートも興味がありますが、オズワルト ボルサー二氏

 

設計の建物のディテールも気になります。高い天井まで伸びた

 

木製の窓枠、広々と置かれたモダン家具の数々。。。。。

 

 

 

 

床はトスカーナ地方のビアンコ カラーラの大理石。

 

手摺は丁寧に制作された触れた手に優しい角度に丸く仕上げられた

 

木、窓枠と同じ木が使われています。

 

 

 

 

ダイニングルーム入り口に設置されているバー

 

昔のジュークボックスの様な作りです。

 

 

 

 

各部屋に色々な国から参加した作品が展示されています。

 

私はシルクで荒めに編まれたカーテンに興味を持ちました。

 

遮光は目的では無いらしく、あまりに荒く、外部の人との視線への

 

気使いでしょうか? とても美しいです。

 

 

 

 

 

 

 

窓枠は統一した木が使われています。照明もオリジナルの様です。

 

窓枠に置かれた小さな壺は作品でした。

 

 

 

建物ととても調和した洗面のデザイン、これは作品です。

 

一時間くらいゆっくりと歩き回って、次の会場へ向かいます。

 

 

タイトルに、ニューヨークタイムズ推奨トップ10と書いているのは

 

サローネ、デザインウィーク、どちらも会場が広く、そして

 

ミラノのあちこちに散在しているので、本業のインテリア以外に

 

どのスペースに移動するか? 今年は友人が送ってくれた上記の

 

推薦トップ10を回ってみることにしました。