2025.01.28 Tuesday
CABANA化しているインテリアと小物の傾向
モンテナポレオーネ通りを一筋入ったところに、’ CABANA’
店舗が店を開いのが去年の4月サローネの時です。親友ークリストフ
ラドル氏が10年前’インテル二’誌のアートディレクターを辞任し
モンダドーリ社と提携して発刊した雑誌 ’CABANA’ 誌直営ショップ
何度もこのサイトに出て来る隈研吾氏の言葉、’足し算の美学’
本当に、その言葉が一番当て嵌まる柄+柄+色!
10年前雑誌を見た時には、ちょっとピンと来なかったのですが、
ここ2、3年は、’ CABANA’ の傾向を感じるデザイン、色彩が多いです。
左が四十年来の親友ークリストフ ラドル氏です。
右は弊社の5代目 社主 田島宗八。若いころからクリストフの
焼くローストビーフが好きで、数キロ食した程です。もっとも
10数年前の話ですが。。。。。紙の質やテクスチュアーも変え
かなり’足し算の美学’に溢れた誌面!今では他の雑誌もかなり
真似してきている様子ですが。。。。。
ソットサスのメンバー ’アルド チビッチ’がデザインする
’パオラ チ’オーナーはイタリア中に点在するデパート
’コイン’のオーナーで ’パオラ コイン女史’、経営権を兄弟に譲り、
アルドのデザインする小物に注入、40年くらい前から続く小物ショップ。
こちらも、アルドだけではなく、従兄弟のマルコ や若手デザイナー
の起用で、随分カラフル化しています。パリのメゾンでも、
’CABANA’化が目立ちました! 10年前クリストフが言い出した時、
インテル二誌を辞めて発刊する意味を問いましたが、
確かにその流れは、ジワ〜とインテリア、小物の世界に
浸透して来ているような気がします。。。。。流行の読みの速さ?
世界中飛び回り、現在は上海をベースとして活躍するアルド
アメリカ人でアルドを全ての面で支える妻ーチンチア!
アルドの生誕地、ビッツエンツアで、B&Bの宿と、アンティーク布の
リネン(ベッドカバーや小物)を作って、アルドの帰りを待っています。
今年はキッチンハウス12店舗に、上記の小物を、日本の引き算の美学に
合う範囲で購入し、キッチンの上に飾られます。乞うご期待!