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2025.01.25 Saturday

パリー安藤忠雄氏設計監修のブルス ド コメルス

 

 

パリの証券取引所を安藤忠雄氏が設計監修、アルノー財団コレクション

 

ブルス ド コメルス

https://casabrutus.com/categories/architecture/188376

 

 

何度も見学に来ているのですが、私が一番好きな階段です。

 

 

 

 

 

コロナ時に来た時に、中央のホワイエに止まっていた鳩の作品は

 

今回一掃されていました。作品なので、いつか無くなるのは

 

当然ですが、いざ取り払われて見ると、とても寂しい感じ。

 

ミラノのduomo広場から、鳩が消えた様な気分です。

 

 

 

 

 

想像してみて下さい! お天気の良い日には、この天窓から

 

光が燦々と降り注いで、まるでパリの黄金期の様です。ウィキーぺディア

 

によると、1716年、穀物証券取引所になった後、1812年、

 

荘厳な金属フレイム+ガラスと画期的なドームが付け加えられた様子で、

 

当時としは世界初の大きさだった様です。

 

 

 

 

 

 

初めての見学は、建築家安藤忠雄氏設計監修との事で、

 

長い列を寒さに耐えて入場しました、中央のドームを見上げた時、

 

お天気が良かったので、光が燦々と入り中央の作品に当たって

 

圧倒されました。(その時、それにしてもこのドームは何百年前に

 

建設されているだろうし、、、、どこを安藤忠雄氏が設計されたの?)

 

でも今回、GLAYの空で、天窓から光が入らなかった為、作品を展示してある

 

地上階のコンクリートの部分が良く見えて、確かに、ドームを

 

刺激せず、作品の良さを引き出す展示スペースだと気が付きました。

 

 

 

 

 

今回のピノー財団の現代アートのタイトルは ’POVERO’

 

日本語で’貧しい’ イタリアの作家の作品が展示スペース全てに

 

展示されていました。

 

 

 

 

 

 

もう一つ、ユニークなインテリアとしては、各階に置かれている

 

鑑賞者が座っても許される椅子とその下のカーペットは同じ柄で、

 

よく見ると素材違いの様でした。あまり見ない統一感ですが、

 

展示室なので、天井、壁、カーペット以外の部分は全て白

 

なので、アクセントとしてはとても素敵だと思いました。。。。

 

 

 

 

一階には、パーマネントコレクションコーナーがあり、

 

イタリアのルチアナ フォンタナのエッチング!

 

点数を数えるだけで、キュリエイター泣かせなコレクションの数々

 

 

 

 

 

今年は、入り口の作品も変わっていて、木の上に、重そうな石!

 

勿論作品なのですが、下を人が沢山歩いているので、落下を

 

心配(なんと世俗的なことを考えるのかと〜我ながら反省)

 

 

 

オープン当初から棚びく金属で出来た旗!

 

4階には、自然派のミシュラン2スターのレストランもあり、

 

最近は迷ったら美術館内のレストランに行くのをお勧めです。

 

 

氷点下で、治安も悪く、歩くのも容易では無いパリですが、

 

美術館の素晴らしさは、ヨーロッパでも誇れる存在です。

 

 

そんなパリから、キッチンハウス12店舗のショールームには、

 

選りすぐられた照明、家具、インテリア小物、食器が

 

キッチン、ダイニング空間をより素敵に演出しています。

 

 

是非、お近くのショールームへ脚をお運び下さいませ、

 

楽しい発見がお待ちしております。。。。。。。