2025.04.25 Friday
アントニオ チッテリオの活躍
2025年ミラノデザインウィークで、光を放っていたのは、
アントニオ チッテリオ氏、B&Bの株式を投資会社に売却し、
アートディレクターを退き、フレックスフォームに家具のデザイン力を
集中して以来、フレックスフォームが輝いています。
今年は特に、日頃は入れない教会の中庭を使って、高級な
アウトドア家具を発表しています。家具屋の倅として生まれた
アントニオチッテリオは建築の仕事も忙しいですが、
家具への情熱は尋常ではないものを感じます。
今年のミラノデザインウィークはお天気も良かったので、
藤の花が美しく、アウトドア用家具を発表するには抜群の
日々が続いています。特に、歴史ある建物では、精度の高い
ディテールに裏付けられた家具達が光っています。
自由に座って、寝そべっていられるので、デザインウィークで
歩く疲れを癒してくれます。リラックして動かない人々を
優しく、美しくホールドしてくれるソファー達。。。。。。
教会の中庭に用意された植栽は殆どがハーブ系
ローズマリーあり、バジルあり、爽やかな春の香りで
包まれています。
過度なデザインがなく、色彩もとても落ち着いてシックで
椅子の脚やテーブルの足も細かいところまで計算され尽くされています。
この教会の中庭もそうですが、いつもは普通の人は入れない所
ミラノデザインウィークでは、このような、いつも入場出来ない
歴史的な建物で新作の発表があるのももう一つの見学の楽しみです。
これも、インテル二誌、ジルダボヤルディー女史の提案する
’ミラノ イズ デザイン=デザイン イズ ミラノ’
街中の建物、ショップ、レストランを挙げて、デザインを振興しようと
言う試みの一つです。
キッチンハウスの各ショールームでは今年もデザインのトレンドを
感じる演出に気を遣っています。 近くのショップへお立ち寄り下さいませ。