2025.04.28 Monday
ミラノデザインウィーク一番刺激的なイベントーディモーレ スタジオ
ロロ ピアーナとディモーレ ミラノが、’La Prima Notte di
Quiete' (初めての静かな夜)をロロ ピアーナの本社ビルで
ディモーレ スタジオのブリット モランとエミリアーノ サルチ両氏の
デザインで展開、ミラノデザインウィークで一番刺激的な
インスタレーションでした。
ロロピアーナに勤めている友人の紹介で、30分くらい待つだけで
入場出来ました、会場から出てみると、長蛇の列です。
’ロロ ピアーナとディモーレのコラレーションは創造性、職人芸、
卓越性の限界を押し広げることであり、これは創設者、ブリット
モランとエミリアーノ サルチ氏と私達の共有する価値観です。’
その様に謳っています。
ロロ ピアーナとのコラボレーションは、ディテールへの拘りと
素材への深い探究を共有することで結ばれた、二つの異なるアンデンティティーを
融合することを意味します。私達の美的言語は、ファブリックの品筆と肌触りが
絡み合い、空間とその住人の体験の両方を豊かにするコントラストの
バランスを生み出します。とエミリアーノ サルチ、ブリット モランが説明します。
ディモーレ スタジオが考案し監督した期待を裏切る映画のように、
ひねりを効かせた映画のようなインスタレーションが来場者を別の次元へと
誘います。エントランス、ダイニングルーム、リビングルーム、
ベッドルーム、バスルーム、小さな庭に広がるロロ ピアーナの邸宅は
落ち着いた隠れ家、風雨や騒音、外部の混乱から守ってくれる
親密な空間へと変貌します。
温かみのあるアースカラーと上質なカシミアウール、カシミア ベルベット、
サイザル麻、ウールのカーペットなど天然素材が洗練された映画の落ち着きを
醸し出します。静寂と動きの間の緊張感は、プロジェクト全体のメインテーマである
現実と映画の暗示の境界の探究のない中で、’初めての静かな夜’と言うタイトルにも
インスピレーションを与えます。この邸宅は静寂と沈黙を体現し、快適さを与え、
騒音や混乱から守ることで、静寂の初夜を提供します。
映画の様な展開と自宅のようなくつろぎを融合させたこのインスタレーション
では、ロロ ピアーナのメゾンのメゾンの代表的なインテリアコレクションや
ビンテージ品に加え、卓越した新作家具、テーブルウエアー、素材を組み合わせて
装飾された家具が完備されたロロ ピアーナの邸宅を再現。
全てが融合し、触感の贅沢さを高め、ディテールまでシームレスなハーモニーを
生み出しています。
各部屋は、ロロ ピアーナの生活の娯楽の芸術の最高の表現例として
触感と素材と物語っています。各家具は、ロロ ピアーナの
ディモーレ スタジオがデザインしたファブリックで構成されています。
上記の説明は全て、ロロ ピアーナ社の広報誌から取ったものです
が、なぜ2箇所も、お皿が割れている状態で置かれているのか?
その謎は解けないままでした。。。。。。
今年はいつも並ぶ、ソルフェリーノの事務所も、チェントラーレに
出来た本社ビルも跡形もなく消え去っていました。。。。。
誰かが、ディモーレスタジオは倒産した!と話しています。
設計、デザイン事務所の倒産。衝撃的なインスタレーションと共に、
驚くばかりの事実です。。。。。。それでも意欲的に、数社との
コラボを重ねて、ミラノデザインウィークで精力的に発表しています。