2025.07.27 Sunday
スリランカの小物

このハンドメイドの陶器が目的で、スリランカに飛んだのですが、
パラダイス ロードが大変成功していて、2012年に行った折は
コロンボに一軒でしたが、今回はジェフリーバワの旧事務所を
含めて、三軒に増えていました。二件も数階建ての大きなビルです。
観光客だけでは無く、ローカルの住人も買い物にいらしている感じです。

スリランカでは’タミル語’とシンハラ語’の二種類の言語があるらしく
上のカップ、ソーサーに書かれているのは’タミル語’です。
https://core.ac.uk/download/pdf/230558084.pdf
パラダイス ロードでは、2種類の言語がスカーフやナプキン、
色々な所に登場します。エスニックで美しいです。

この模様の様な図形はスリランカで話される ’シンハラ語’
https://ja.wikipedia.org/wiki/シンハラ語
サンスクリット語から来ていると言うので、歴史の長さを感じます。
紀元前数世紀には王国が成立していた様です。

パラダイスロードの一号店では、カフェでも、白黒のストライプが
色々なところに登場します。トレイドマークの様ですが、
亜熱帯の気候の元では涼しげに感じます。

ナプキンが豊富で、色々な色彩で、キッチンハウスショールームでは
キッチン自身があまり主張しないデザイン、カラーの方が飽きが来ないし
他のインテリアとのマッチングが良いので、ナプキンに気を使っています。
意外と日本では白以外のナプキンを探すのはかなり難しいです。

ここは’ベアーフート’(直訳だと’裸足’)ですが、お洒落なブティック街に
大きな店舗です。赤道直下のスリランカでは、ドレスもアクセサリーも
家庭雑貨も全てカラフルです。目が覚めて、元気になります。

各々の家も広いからでしょうが、テーブルセッティングが勉強に
なります。洋服では中々奇抜な色は難しいですが、食卓には
元気になる色使いは大切だと思います。

ファブリックもコットン100%、リネン100%と
天然繊維が豊富で、安価です。お店によっては’サステナブル’な
意味合いからバンブーのファブリックもよく見かけます。
サリーとして身に纏うのも目的でしょうが、インテリアに
テーブルクロスやランチョンマットとしの加工もしてくれます。
人件費がとても安いから、気軽にオーダー出来ます。

大きなスペースで、本屋さんがあり、セイロンの色々な分野の本が
所狭しと並んでいます。ジェフリーバワの本を3冊買いました。
前回、重さを考えて買わなかったら、代官山の蔦屋で、10倍くらいの
値段で販売されていたので、今回は買い占めました。

ジェフリーバワの旧事務所は、前回のブログにも書きましたが、
ジェフリーバワが亡くなる前に、フェルナンド氏と、デザインの打ち合わせもし
カフェと小物の店舗にしたそうです。。。。。。
自身の住居、別荘(ベントウータ)、事務所全てが死後もそのまま
ホテルや商業施設として、誰でも見学出来、使える様に本人が考えたのは
凄いと感心します。別荘では(2012年に宿泊した折、教え子の女性が
丁寧に、ジェフリーバワの好きな食べ物、飲み物、毎日決まった時間に
ここでは、ジントニックを〜と話してくれました。。。。。
永遠に、活ける花は黒百合でこの場所!と。。。。。)牛が数頭いたので、
これはミルクの為?と聞いたら、’女性’は嫌いなので、牛もオスのみ!と。。。
秘密まで話して下さいました。今回行ったら、大きなホテルグループが経営に参加していて
プールが出来、アマンリゾートの原型が体験出来そうでした。