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2026.09.06 Sunday

祈りと救いの美ー大倉集古館、空海ー東京国立博物館

 

 

ホテルオークラの集古館、オークラの建て替え時も、この集古館は

 

そのまま保存されていました。今回は、国宝 平安時代の’普賢菩薩騎象像’

 

を中心に、明治から大正時代に活躍した実業家大倉喜八郎氏の50年に

 

渡って収蔵された美術品の中から、’祈りと救いの美’と題されて

 

公開されています。

 

 

 

 

菩薩様が、象の上にお座りなっておられるのは珍しいらしく

 

法華経の信仰者を守護する目的で女人往生の典拠となった同経は

 

特に女性貴族の信仰を集めたそうです。それにしても12世紀に

 

これ程の華麗な技術があったとは驚きです。

 

 

 

 

 

大倉集古館は、大倉喜八郎が、設立した日本初の財団法人の

 

私立美術館で、喜八郎は明治維新以来、産業の進行、貿易の

 

発展に力を尽くし、育英、慈善事業に多くの功績を残されたそうです。

 

また美術品の海外流出を嘆き、その保護と我が国の文化向上に勤めた上、

 

50余年にわたって蒐集した多数の文化財と土地建物の維持資金を寄付し、

 

大正6年、財団法人大倉集古館が設立されたそうです。

 

 

 

 

しかし大正12年、関東大震災により、当時の建物と陳列中の

 

所蔵品を失いましたが、その後、耐震建築により翌年10月には

 

この建物が完成したそうです。その後嫡男大倉喜七郎氏が

 

その遺志を継ぎさらに日本画の収集に努め所蔵品の充実を図られたそうです。

 

第二次大戦では大戦の戦禍を逃れ、昭和37年のホテルオークラの

 

開業に合わせて、大倉集古館の再開を果たしたそうです。

 

 

 

 

 

仏教美術の名品を’経典と仏教伝来’ ’釈迦如とその弟子’ 極楽浄土と地獄’

 

’法華経信仰と菩薩’ ’密教’ ’神仏習合’の6つの章に構成し仏教美術の流れを

 

紹介しています。

 

 

 

 

大倉集古館も、一年の入場券があり、何度通っても良いし、

 

その上、ホテルオークラのカフェでのお茶菓子付きで、

 

五千円です。年4度の入れ替えがあり、中々良いディールだと思います。

 

 

 

 

 

国立博物館の’空海と真言の名宝’展

 

こちらはかなり入場に並んで、その上仏像ごとに沢山の人で大変でしたが

 

秘仏の公開もあり、時間が経つのを忘れました。

 

国宝、重要文化財、その一つずつが素晴らしく

 

息を呑む想いでした。最後の扉のところだけ撮影が許されました。

 

 

 

 

写真ではわからないのですが、大変大きな仏像で、細かい細工まで

 

美しく仏教美術の質の高さを改めて感じる展覧会でした。東博がこれ程の

 

人で溢れるのは初めてで、やはり信仰の凄さを感じます。

 

各所で祈っておられる方々いて、敬虔な信者が多いのを感じました。

 

 

 

 

東博で一番好きな場所です。裏庭、季節ごとに移ろう自然が美しく

 

展覧会が混んでいても人が少ないのも魅力です。至る所に椅子があり、

 

鳥の囀りを聴き、水鳥の戯れる水音に耳をすましたら、ここが東京の

 

上野だとは全く感じない静けさです。これから秋の紅葉が見事だと思います。。。。。