2011.05.30 Monday
フィーバーする上海
上海のプードンの国際展示会場から15分位の所に有るビジネス スクール
設計は1996年にアイアン ペイ氏が担当!
土の部分と水辺がフラットで、黒いタイルを使っているので水に廻りの建物が映ります。
回廊が長く、中世のイタリアの修道院を思い出させます。
考え事をしてこの回廊を歩くととても良い考えが浮かぶかのようです。
コンクリートとスレイトの組み合わせがとてもストイックな雰囲気を作っています。
ここは,ヨーロッパ連合と中国がジョイントベンチュア~で次世代のCEOを育成する為に
作られた本格的なビジネススクールです。
大学を卒業した人も、事業を営んでいる途中の人も年齢に関わり無く入学出来ます。
授業を覗きましたが国も年齢も全く違う人達が,英語で授業を受けていました。
又,他の言語の先生の場合は特別に同時通訳が入り,イヤホンで聞けるようになっています。
18ヶ月がひとくくりで皆、ドミトリーに滞在するようです。
ここはそのドミトリーの入り口。
禅スタイルの庭園がとても静かな雰囲気です。
ジムナスティックも、ミーティングもとても広く贅沢です。
資本は50%ずつ、ヨーロッパの企業と中国の企業の寄付金で成り立っているそうです。
週に一度企画が変わるイベント室には今回は教会がテーマの建築の写真展でした。
色々な分野の企画が有り、音楽会やダンス、陶芸等々ジャンルに関係ない催しとの事
パリのルーブル美術館のピラミッドを思い出させるプラン
中庭にある様子です。
日本にもペイの作品がいくつか有りますが、やはり京都の郊外のミホ美術館が圧巻!
光の回廊や空気の流れがミホ美術館を思い出させます。
宗教的な敬虔な雰囲気と、躍動する上海にぴったりの水の配置
案内の女性が’水はお金がいっぱい入ってくる!イメージ、竹はどんどん発展していくことを
中国では表現している’そうです、、、、、、、
上海に滞在が長く、言葉もネイティブのような、タジマの上海の社長も、来た事が無いような
静けさ!と,驚いていました。。。。。。
奥行きの深い上海の一齣です。