2013.10.03 Thursday
2013年秋メゾンドオブジェの情景
今年の秋のメゾンドオブジェの様子を少しお知らせ致します、
今回は,日本からのインテリアコーディネーターやデザイナーのアテンドがなかったので
思い切って好きなブースから廻りました。
この会社は去年見つけたスイスのメーカーでルッツエルンに本社のあるインテリア小物会社
外部に置く植栽の鉢や、ローソク、花器類が洗練されていて、去年から気になっていました、
自然素材を使いながら、スイスらしいクリーンなデザインでとても気に入りました。
スイスジャーマンの輸出部長と話していたら、オリエンタルな女性がやって来て
奥様らしく紹介を受けました、彼女はベトナムの人でベトナムの布で作った
インテリア小物を扱っていて別のブースで展示しているようです。
ミラノサローネではやはり家具やキッチン,照明と取り扱う物が大きいので
すぐに取引が始まることが少ないのですが、メゾンはインテリア小物と
食器類、テーブルウェアー、ベットリネン等々、商品が小さく扱い易いので
色々な国から小さなブースでの展示が多いのが楽しみの一つ。
ベルギーのセンプレ デザインはフラミッシュらしい自然体の花器類が素敵です。
去年色々な小物を仕入れてキッチンハウスのショールームに展示しています。
是非,ショールームにお立ち寄りの時には小物も是非注意深くご覧下さいませ!
センプレの花器の特徴は同じ硝子の花器でも2重に重ねて使えたりするので、
生花と大きな枝物を分けたり、アーティフィッシャル フラワーと本物の枝物を
一緒に活けたりするのに便利です。
オランダ,ベルギーは特にアウトドアライフを大切にするので,植栽の鉢類が豊富です。
季節的にアウトドアをエンジョイ出来る日が少ないような気がする国々ですが
真冬でも少しでも陽が射せば,自然と庭にでてお茶をする習慣があります。
其のライフスタイルの為に照明や蝋燭もとても凝ったものがあります。
人を簡単に御呼びしたり、電話をせずに近くを通ったので立ち寄ったりする習慣のある
フラミッシュならではのインテリア小物が人気を博しています。
今年は大きな家具会社の出展が見られませんでした。。。。。。
そんな話を喜多俊之さんに話したら、メゾンドオブジェのチェアマンが
ミラノサローネの中心人物に引き抜かれた!という裏話を聞きました、
関係するのかも知れませんが、激動のインテリア業界
入場者数を絶対的に増やしているメゾンドオブジェにミラノの熱い視線が注がれたのかも
知れません。。。。。。
来年の4月のサローネの変化がとても楽しみです!