2014.05.25 Sunday
長崎県^小浜の城谷耕生さんのギャラリー
長崎空港から1時間足らずで雲仙ー小浜に到着、5年前イタリアミラノから
戻って、お父さんの木工家具工場の敷地にデザイン事務所をスタート
3年前には過疎になった、山間の100年以上経った民家を借りて
城谷耕生さんのデザインした,工業作品や色々な所から集めた小物のギャラリーを
スタートしました!
山間にある20件くらいの民家は半数以上が空き家
そこに目をつけて朽ちかけた民家を学生達と綺麗にして(大変な肉体労働)
デザインされた物ばかりが並びます。
イタリアでも製造中止に成っている,セルジオアスティー デザインの陶器
アリタリア航空の素敵なプラスティックのカテラリー
ミヤンマーやタイのチェンマイからハンドキャリーした大振りの食器
どれも見ても民芸の域を出た作品達です。
日本に戻ってから出会った韓国陶芸家ー結婚されて彼女の作品も並びます。
近くにいる、陶芸家中里隆さんや、デザインのコレクターの永井敬二さんの
教授を受けて,とても洗練されて来ました。最初は絵付けの技術を生かして
花柄の絵付けがされたお皿が多く、購入するのが難しかったのですが
流石、城谷さん達の指導が行き渡ってとてもシンプルになりました。
耕生さんのお父さんが息子がイタリアから戻ってデザイン事務所をするので、
ご自分の工場の下の土地を埋め立てて出来た土地!
役場の人が来たので説明したら、この過疎の村に若者が戻ってくる!
埋め立てた功績に感謝して、この土地を登記します!
(冗談のようなスとリーですが、現実です。)
事務所は海の前、潮が引くと散歩をして色々な貝を拾うそうです
長崎美術館で3年位前に開催された ‘エンゾーマリ展’
来日したエンゾーマリ氏も大好きな場所になったそうです。
韓国の旅行のガイドブックにも登場しています。
大都市より、九州や北海道に人気の温泉地、土地にしっかり根を下ろして
自分のしたい事をする!
過疎の村には沢山の魅力が潜んでいます、
之からが楽しみな小浜の情景から。。。。。。。