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2010.12.19 Sunday

東京アクシスビルの建築家の展示会


 
 
何とポエティックな展示でしょう!
 
 
デザインの好きな方は、クラマタ史朗さんの事を思い出されるでしょう、、、、
 
 
そう、クラマタ事務所で勉強された五十嵐久枝さんのデザインです。
 
 
クラマタ史朗さんの事はエットレ ソットサスが尊敬し敬愛していた日本のデザイナーで、
 
 
クラマタ史朗さんが突然亡くなる前の週も偶然エットレが来日していて3日くらい一緒に食事をさせて頂いたのを思い出します。
 
 
2年前ミラノで、‘メンフィス展’の追憶という展示をされるので、
 
 
‘カーサボーグ’にクラマタ史朗さんの事を書かせて頂いたとき、美しい美恵子奥様から
 
こんなエピソードを伺いました。
 
 
 
ある日郵便ポストに、エットレ ソットサスから、クラマタ史朗さんに’メンフィス’への
 
参加依頼の手紙が到着したそうです。
 
 
クラマタ史朗さんは恵美子奥様に‘エットレから ラブレターが届いたよ!
 
どうしよう? 僕は自信が無いよ。。。。。。と、はにかみながら喜んでおられたようです。
 
 
クラマタ史朗さんが突然亡くなってから20年は経過したでしょう、、、、
 
 
でもこんなに素晴らしいお弟子さんを沢山生んで天国からよろこんでおられることでしょう。
 
 
 
 

 
 
'KOICHI WAKASUGI' さんの展示
 
 
お酒のメーカーのインハウスデザイナーとのこと。
 
 
焼酎を美味しく頂く為の椅子の展示でした。
 
 
とても良く考えられていて、本当にこの椅子で焼酎を頂くとまた美味しさが増す気がしました。
 
 
 
 

 
 
 
 
寺田尚樹さんのスーパーレジエラを超える軽量椅子。
 
 
寺田直樹さんは、イギリスのAAスクールを出て、マリオボッタに採用されるのを待つ間、
 
オーストラリアのリゾートホテルをデザインする建築事務所に2年いらして、
 
丁度日本に帰って本格的に、日本で建築の仕事を始められる時に友人の紹介で出会いました。
 
 
 
寺田直樹さんはお料理が本当に上手で、特にアジア風のチャイニーズが上手でよく
 
皆で集まってパーティをしました。勿論イタリアンも和食もセンスがいいんですね。
 
ある時、友人の軽井沢で30名以上のお料理を見事に披露していたら、高名な建築家の奥様に、
 
’どちらでお店をしてらっしゃるの?’と聞かれて、、、、ちょっとがっかりしていました。
 
 
 

 
 
このキッチンは勿論キッチンハウスですが、イタリアの突き板の会社タブ社の、特別な材料
 
 
‘アンドレア’を使っています。(タブ社の社長の名前がアンドレアで、ちなんで名ずけられたもの
です。
 
 
寺田直樹さんのデザインの個人邸!
 
 
 

 
 
 
 
建築家自らお料理が大好きなので、やはりキッチンのレイアウトも使い買手がとてもいい!
 
 
天板は、ドイツの特殊な材質で’エバルト’といいます、硬度が高く、傷つきにくい材質です。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
とても品の良い’オリーブグリーン’の天板にアルミの小口がおしゃれです。
 
 
クリスマスデコレーションが華やかなキッチンハウスショールームに遊びにいらして下さい!!