2012.05.01 Tuesday
サローネ2012-日本人の活躍
美しい硝子の球が浮かんでいます!
まるでクラマタ 史朗さんの作品のようです。
クラマタ 史朗さんではなかったのですが、
クラマタさんの作品を沢山作っておられた三保谷硝子の三保谷社長の作品です。
フラジャイルで、美しいしかも空に浮いています、、、、、
クラマタさんは天国で、‘僕の哲学を盗んだな~~’と
はにかみながら喜んでおられる姿が目に浮かびます。
クラマタ 史朗さんとは、エットレ ソットサスを通してお目にかかり、
ソットサスが来日されたら一緒にお目にかかりました。
特に印象的なのでは、倉又さんが亡くなる前の10日くらいです。
ソットサスがいつもになくゆっくり東京に滞在していたので、
倉又さんにも4夜くらい一緒にお酒を頂く機会がありました。
今考えると何と貴重な機会だったか?
今もはっきり覚えているのは、六本木の居酒屋’田舎や’に行ったとき、
倉又さんはいつもの樽酒をしっかり召し上がり、エットレも浴びるように呑んでいました、
一緒にいたクリストフ ラドルが魚が好きで、鯛の頭にかぶりつき、
目玉を口に含んだ瞬間!エットレが、‘人間じゃない!扱いを始めました’
そのとき、静かに倉又さんが。美味しい物を知っている人だけの特権!
ト言って、倉又さんも目玉を口に入れました!
なんて事のない事がふと,この美しい球を見て思い出しました、、、、、
日本のクリエイター達の発表の場所です。
オープニングには沢山のジャーナリストが集まっています。
この中から世界のデザイナーが生まれて行くのでしょう、、、、、、
そんな機会を作れるのがサローネです。
日本のメーカーが原研哉さんに依頼したインスタレーションです。
ユニークなお風呂のシステムで、このような書斎でも使えるお風呂との事!
入り口でフォームを触らされて其の意味が分かりました、、、、、
今年は特に日本のクリエイターの活躍が目立った年です。
もう少しサローネ情報におつきあい下さいませ!