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2010.04.08 Thursday

キッチンハウスセレクション4/8


 
キッチンハウスのショールームの小物を選択する時
 
 
私の師匠は椅子のコレクターの永井敬二さんです。
 
 
初めてお目にかかったのは、アクシスビルで建築金物のショップを開いている時ですから
 
 
もう30年にはなるでしょう。
 
そのときからいつお目にかかっても美しい物をいつも探しておられて、、、、、、
 
その飽くなきエネルギーには驚くしか無いのですが、、、、、、、
 
椅子や小物がいつデザインされて、廃盤になって、それから今はどこの会社で取り扱われているか、、、、、、、、生きる百科事典です。永井さんの話し方にはいつもその家具や小物に愛情が
溢れていてまるで、自分の子供達の行く末を話されているかのようです。
 
 
 
 
ここにご紹介する御急須とお茶碗は永井敬二さんのデザインで、
 
 
特に御急須は、陶器と取手の木をどのように接着するか悩まれた後に、何と!
 
 
 
歯医者さんでくっつけてもらっているそうです。
 
 
 
楚々と、話されるのですが、水が掛かっても一番強い接着を考えた!!!
 
 
 
さすが、です。
 
 
 
 
 
 
 
何かきれいな物を探す時、いつも先に永井敬二さんの携帯を鳴らしてしまいます。
 
 
 
 
でも危険なのは、一年の半分以上海外なので、、、、、、
 
 
海外の呼び出し音がしたら要注意です、(現地時間の何時に掛けているかわからないので直ぐ切ります)
 
 
 
 
先日は、長崎の県立美術館で、イタリアの’エンゾー マリ’の小物の永井敬二さん所蔵の展覧会があり見に行きました、企画をされた方が、エンゾ― マリ氏は、自分もデザインしたのを忘れてしまっているアイテムまでコレクションされていて、びっくりされていました。とのこと!
 
 
東京のイタリア文化会館でも同じ展覧会がもようされましたが、こちらはイタリアのガエ アウレンティーの設計の空間にぴったりとはまって、改めて永井敬二さんの審美眼に敬服した一日でした。
 
 
そのような訳で、キッチン小物の選択は本当に楽しくて仕方が有りません。
 
 
 
ちょっと覗いてみて下さいませ。