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2012.03.13 Tuesday

バワ87


 
 
 
すっかり取り憑かれたバワ建築
 
 
 
ベントータに滞在中,出来る限りの時間を使ってバワの建築を見て回りました。
 
まるで何か魔法に掛かったかのように、、、、、
 
 
 
ジェフリー バワが友人の為に設計した家が今,バワハウス87として
 
予約をした3組のみ宿泊可能になっています。
 
 
 
やはり、ルナガンガのように、ジェフリーバウワー財団が保存して、
 
修理しながら,宿泊施設を兼ねています。
 
 
 
スリランカのベントータ出身の友人も未だ中には入った事が無いとの事で、
 
恐る恐る扉のベルを鳴らしました。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
まずは若い男性が出てアポイントが無いと入れないと、拒絶されながら、
 
 
バワのフアンで是非見せて欲しいと!粘ると中から中年の女性が出て来て、
 
 
入場料を払えば(一人2000円くらい)見学可能との事、
 
 
許可が降りて早速車ごと入りました。
 
 
 
 
参考書に寄ると,17ヘクタールの庭園と!
 
 
ルヌガンガより広大な敷地
 
 
 
 
今は元大統領のお嬢さんがパトロンとしてここを保持し
 
 
バワ財団が管理しているそうです。
 
 
 
 
 

 
 
 
母屋の裏庭には何とセクシーな庭が!
 
 
 
 
東京大学の横山正先生がよく、‘良い庭は本当にセクシー’と言われていたのを思い出します。
 
 
 
 
この噴水の横は鏡に成っています。。。。。
 
 
 
 
若し水浴びをすればいろんな角度で写り込む訳です。
 
 
 
 
そう言えばルナガンガのシャワールームの2メートル位離れた壁一面鏡でした。
 
 
 
 
 

 
 
もう一つ、バワの建築を見て歩いていて思い出した事があります。
 
 
 
 
エットレ ソットサスがもう25年くらい前でしょうか?
 
ソットサス事務所にコンピューターを入れる事を頑なに拒否していました。
 
 
 
そのときの若いアメリカ人のガールフレンドは‘ナンセンス!’
 
ト言って戦っていました。
 
 
 
その時は,意味が全くわからなかったのですが、
 
エットレが訴えていた、コンピューターは全ての事を標準化して
 
まるでコミュニストのようだ!
 
断固として事務所での使用を禁ずる!
 
じーっと一点を見つめて話していたのを思い出します。
 
 
 
 
ルナガンガ宿泊後訪ねたアマンウエラでふと
 
 
之がエットレの言おうとしていた差かしら?
 
 
と思うようになりました。。。。。。
 
 
 
 
 

 
 
 
精神的な建築に触れた後訪れたアマンのホテルは
 
 
コマーシャルの匂いだけが後に残り、
 
 
バワの偉大さを噛み締めた気がします。。。。