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2012.11.05 Monday

エルメスとのコラボの寄るー上下(シャンシャ)北京店


 
 
 
 
上海で最初にオープンしたエルメスとのコラボレーションに寄る’上下’
 
 
 
中国人若手デザイナーとエルメスが中国の伝統的な産物を、コンテンポラリーに
 
蘇らせた商品達ーチベットに隣接する北の地方の暖かい織物を現代的なジャケットに
 
重量の重いシルクをスカーフやドレスに!(インドのグースのようです)
 
 
 
ショップのインテリアは上海、パリ、北京ー全てが隈研吾氏ですが、
 
エルメス側の要求で、全てのデザインのコンセプトは全く違う事!
 
 
 
流石、和紙で包み込むようにデザインされた上海とは打って変わって
 
アルミのジョイントがモチーフ
 
 
 
 
 

 
 
 
 
近くに寄って見てもとても繊細で可憐で美しいです。
 
 
 
 
そんなに大きなスペースではないのですが,独創性で群を抜いています、
 
 
伝統的な中国家具のミニチュア
 
 
 
陶器も薄くて中に入っている物を透き通して見えるくらいの繊細さ、
 
 
伝統的な中国のお茶を丁寧に入れて下さいました。。。。。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
北欧の家具の美術館に行くといつも展示されている明朝の頃のオリジナルの椅子
 
 
北欧のデザイナーが追い付け追い越せと狙った感性が今も活きずいています。
 
 
 
永遠に続くかと思われるような普遍性を持ったデザイン
 
 
 
もう一度私達も見直す必要があるのかも知れません。。。。。。
 
 
細工がもうひとつと思われるレプリカが市場に出ている中、
 
 
オリジナルに忠実に再現されたこの椅子には中国の奥の深さが忍ばれます。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
上下のブティックは北京の中心ぶにあるワールドトレードセンター内にありますが
 
 
ヨーロッパのブティックが所狭しと並ぶ中、異質なデザインで光を放っています。
 
 
 
 
もうオフィーシャルになったので公表出来ますが、現在建設中の
 
 
ニューヨークのワールドトレードセンターの5フロアーが中国政府が入るそうですが
 
 
其の設計も全て隈研吾氏に指名されたそうです、本人は僕中国人じゃないんだけれど
 
 
何故選ばれたか?分からないんだよね?と2、3年前話されていました。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
丹誠込めて時間をかけて作り上げられた麻雀パイ
 
 
 
手に取る事も躊躇してしまうような素晴らしい工芸作品です。
 
 
 
本当は中国にはこのような世界的な工芸が今も活きているんだ!
 
 
と再認識させられる上下のショップ。
 
 
 
今の中国の急成長にひとつの釘を刺して
 
 
優雅にアンティテーゼを訴えかけているかのようです。