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2023.09.13 Wednesday

トルコダラマンのアルド チビッチの設計した邸宅

 

 

ミラノからは1日掛かりで辿り着きます、イスタンブールで乗り換え

 

南の大きな都市、ダラマン、コロナ前に偶然ヨットの旅の後、

 

一日飛行機の時間までどうしようか?悩んでいたら、インスタグラム

 

を見た、アルド チビッチが、ダラマンにいたら?僕の設計した家に

 

遊びにおいで!との事で、タクシーを飛ばし伺いました。

 

 

 

 

 

アルドとはソットサス事務所にいた20代からの友達なので、

 

かなりの長い付き合いです、今は中国の大学で建築を教えています。

 

20メートルのスイミングプールには、ヒマラヤからの塩を使われて

 

とても快適です。

 

 

 

 

 

キッチンからリビングルームへの間仕切りには大きな棚が。

 

スパイスでいっぱいです。オーナーのセビル女史はインターナショナルな

 

女性で、以前キューバに長く居て画廊をされていたそうです。

 

若い頃に、ダラマンに憧れてそれ以来、イスタンブールのアパートと

 

ダラマンの山荘を行き来してエンジョイされています。

 

若い頃のダラマン港は漁師船のみだったとか?今では大きな客船、

 

ヨット、カタマランのとまる大きな観光用ポートになっています。

 

 

 

 

 

今年またイタリア人とヨットでクルーズする予定で、ダラマン発

 

なので、2泊3日で泊めて頂きました。大きな高台にある個人邸で、

 

今はちょっと諍いになってしまった2家族が、垣根無しに暮らして

 

います。800メートルくらい街から高台なので、とても涼しく

 

乾燥しているので、快適です。

 

 

 

 

プールサイドのリビングでは、勿論壁が無く、バリ島の

 

壁のない住宅を思い出しました。半年は泳げて、屋外の生活が

 

出来るようです。

 

 

 

 

早朝、鶏の声で目覚めるのですが、かなりの数の鶏がいて、

 

庭を自由に歩き回っています。小さな虫や害虫を食べてくれるので

 

貴重なようです。大きな籠に入っていた卵は勿論彼らの?

 

夏は産まないそうで、近所の農家から買ってくるそうです。

 

 

 

 

サボテンの花が咲く季節で、珍しい植物も多いですが、雨が全く

 

降らず高温が続いているので、専門の庭師が水をやりに来ています。

 

犬、猫がたくさんいて、彼らの天国です。あまり動物に親しんで

 

育たなかったのですが、この大きな敷地ではゆったり過ごすことが

 

出来ます。

 

 

 

 

若い頃は自然を観なくても生きて行けたのに、歳のせいでしょうか?

 

木々を見て、風が流れるととても快適に感じます。最近、歳を重ねる事の

 

良い点を探すことに努力しています。(勿論ほっておくと、真逆が多いですが)

 

 

 

 

 

セビル女史は、お父様の残された大きなホテルを管理していて、

 

と言うのは、以前はお兄さんが経営されていましたが、コロナで

 

亡くなったそうです。でも1年経ってもお母様には伝えられなくて、

 

まだ話していないそうです。色々な考えがあることに気が付きます。