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2025.05.02 Friday

グランドセイコー=吉岡徳仁、ミラノデザインウィーク

 

 

ミラノデザインウィークは’ブレラ’地区に人気のインスタレーション集中。

 

ボルゴヌオーボ通り、アルマーニの本社、モナコの王妃の邸宅の

 

あるミラノでも、最高に高いエリアにある展示場。

 

 

 

 

グランドセイコーは’THE NATUREOFTIME'

 

フィロソフィーとして、ミラノデザインウィークに出展してきています。

 

今年は吉岡徳仁氏が、新たな挑戦として、’水’をテーマに

 

地球そして、自然がもたらす水で、造形をつくりだす事に挑戦。

 

時と共に、変化する、透明な水の造形が誕生します。

 

 

 

 

パラッツオ ランドリアー二が正式な展示会場の名称ですが、

 

このパラッツオの床には何か?氷が溶けない仕組みがあるのでしょうか?

 

ゆっくり見学して帰りもチェックしましたが、少しも溶けてる気配が

 

ありません。、、、、本当に触ったら、冷たい氷でした。

 

吉岡徳仁の表現する(水の椅子)

 

 

 

 

作家が介在する展示はどこも迫力があり、見応えがあります。

 

やはり、依頼する企業のコンセプトを作家なりに、表現しているので、

 

心に残るのかも知れません。ミラノデザインウィークでは、

 

車も時計も家具も住宅機器もデザインに関連する企業は全て

 

と言っても過言では無いくらい出展しています。時計は最たるもので、

 

数年前のシティズンの、時計のノズルが無数天井から降りてくるインスタレーションは

 

今でも心の底に強い衝撃を持って残っています。

 

 

 

 

美しいフレスコ画の残るビラの天井。

 

いつも入れなくて、こんなとっておきの展示会場があるのも

 

ミラノの魅力です。そして、展示の目的で賃借出来て、デザインウィーク中のみ

 

展示スペースとして使える。奥深いミラノの魅力の一つです。

 

 

 

 

 

時の流れと調和して流れる様に動く秒針の持つグランドセイコー

 

独自の機構 ’スプリング ドライブ’搭載モデルが展示されています。

 

このフレスコ画も幾世紀の時の流れを見つめてきた天井でしょう。

 

また違った意味での時の流れを感じます。

 

 

 

 

吉岡徳仁氏は、20年くらい前、ミラノサローネで、レクサスの

 

展示を見たのが初めてだと思います。車がこんなに美しい表現が出来る

 

とても驚いたのを思い出します。そして一緒に行った富豪のご婦人が

 

今度の車はレクサスにするは!と、’トヨタですよね?と、、、、、

 

いえいえ、あなたは知らないのよ、レクサスとトヨタは全く違う会社よ!

 

高級層に販売したいトヨタの商戦はここで、成功を収めています。

 

(欧州では、トヨタは普及車として名を馳せています。)